たくさんの技術を学び、知識を身につける。
そうやって対応できる症状、治療の幅を広げていく。
そして同時に技術を磨いて極めていく。
そうすれば、自分の目標である
痛みや不調に悩む方を減らして、いつまでも健康で過ごしていただきたい。
それが実現できると思っていました。
という前回の内容はこちらです↓
しかし、そうではないと気づいた出来事が。
年齢とともに出現する様々な症状を改善することができない
若い頃は元気だし
不調があっても病気になっても回復は早い。
歳を取ると少しずつ
痛いところが増え、治りが悪くなる。
お客様の訴える症状がうまく改善できない度に
勉強会に参加し、学んで実践して。
それを繰り返してきました。
でも、それで良くなって喜ばれる方もいる一方で、
人によって回復の度合いが違い、
またその症状が良くなったとしても次に他の症状が現れる。
歳を重ねるごとに...
お客様とお付き合いする年数が長くなるほどに
実際にそれを経験し、お客様の口からは
「歳だから仕方ないよね」と。
これまでだったら、こうすることで改善できますよと偉そうに言っていたかもしれないけど、
その方が本当に病気になりかけた時、自分が今やっていることでその方の健康を叶えることができるだろうかと考えると、自信を持って言えるものはありませんでした。
歳を取るごとに現れる数々の症状。
これっていくら学んでも
終わりがないんじゃないだろうか。
そして本当に今学んでいることで
方向性は合っているのだろうか。
高齢になればなるほどに
身体の自由も効かなくなり、
大きな病気になり、病院通い、介護。
健康寿命を延ばすということは、
身体の痛みや不調を改善するだけじゃない。
病気も予防しなくてはいけない。
しかし何を学んでも、これを本当に実現できると思える方法は見つかりませんでした。
そして後から知ったことですが、
まだその時この世の中には本当に健康寿命を延ばせる方法は存在していなかった。
だって、そんな方法があれば
もうとっくに健康寿命は延びているはずだから。
しかしその全ての答えとなるものが見つかった話は
後日、違和感からの脱却編にまとめたいと思います。
⭐️次回「治療家としての違和感④経営編」
SHO TAKASAKI
老化治療若返り専門治療家
日本人初再生医療鍼灸師
再生研究所リジェラボ!研究員
リジェラボ!スクール事業担当