皆さん、こんにちわ
今朝は温かいと思って馬場に出たら
雨のような霙のようなものが降り
冷たい風が吹き始めた山武市のバジガクです
一昨日までは日中でも厩舎横のプールの水は
凍っていました。山武市寒いです
さて、年度末もすぐそこの1月下旬の学校の2年厩舎
には沢山の新馬たちが馬房で過ごしています。
↑Retouchホースのヒメちゃん
新馬といっても、元は競走馬だったのか
繁殖だったのか、はたまたデビュー前だったのか
入厩前の経歴は様々です
転用調教も様々
直ぐに跨って、障害飛越もできる子もいれば
人を背に乗せる以前の筋肉や調教が足りていないと
判断すればとにかく調馬策という紐で
馬を地面でコントロールして馬に基礎的な
体力や筋力、動き方を教えます
競走馬で走っていた経歴のある馬も
体や蹄の状態でも動きは変わるし、今までどこで
どんな調教が進められてきたかでも動きや馬の理解度が違います
まずはシンプルなことを当たり前にできるように
日々の調教が進められていきます
二か月もすると学生が乗っても
このように成長してくれました
同じ馬でもだいぶ雰囲気が変わりますね
また新馬だけでなく、
古馬でもサラブレッドという興奮しやすい生き物に
落ち着いた動きと集中を求めるのも
普段の調教の一環です
乗用馬として経験が長い馬でも
冬になれば気持ちも体も元気になり、
強風が吹けば興奮もします
落ち着いてれば、いつもはできることも興奮したり
焦ったりしていれば馬も人同様にできなくなります
興奮して速歩で跨ぐ距離に置かれた横木を
一気に飛んで通過しようとしてしまう馬に
ライダーがリズムやタイミングバランスを
促してあげる必要があります
声をかけたり、扶助で馬の気持ちと動きを導きます
今回キャバレッティーを通過しているのは
どの子も障害競技経験のある馬達ですが
それぞれの個性に合わせたライダーの対応によって
動きが大きく変わっています
新馬でなくても、日頃から基礎に戻って
確認作業とライダーの基礎が大切だと実感させられます
学生たちも、そんな基礎運動での対応の難しさと
重要性も確認しました
障害飛越でも調教にも段階や方法があります
単一の障害物を飛べるようになったら
「ただ飛んで抜ける」ではなく、踏み切る距離や着地の
バランスやリズム、足や体の使い方
などジムナスティック障害やグランドバーを使って
馬に考えさせ、覚えさせていきます
速歩で入ったグランドバーから
クロス障害のバウンス→垂直→オクサー障害へと
間歩の決まった、徐々に高さの上がった障害を連続で
飛越していく中で、馬はリズムやバランス
次の着地を考えて体を使って通過飛越していきます
向かった馬たちは止まったり、横に切ったり
障害を崩したり、時に着地後に跳ねたりと
馬の本能で起きうる行動をみせて
失敗することも少なくありません
背に乗る学生は、まだ完璧でない馬たちに
失敗をしても、そこを課題として
その時々の対応を探して導いていきます
そして徐々にクリアーして馬も覚えていきます
まだまだ、乗用馬としては経験が少ない馬達ですが
学生と一緒に少しずつ成長しています
それぞれの馬の課題と自分の課題
両方がともに助け合って成長している
バジガク厩舎です
それでは、セキテイリュウビの
まあるいお鼻で〆
もみじ饅頭か、大きなシイタケに見えてしまう
高校3年次・専門2年次での現役JRA厩務員合格者も排出!
令和6年度、2名合格!!
令和5年度:受験者5名中、5名合格
令和4年度:受験者6名中、6名合格
令和3年度:受験者5名中、1名合格
令和2年度:受験者8名中、6名合格
平成31年度:受験者6名中、5名合格
平成30年度:受験者6名中、3名合格
平成29年度:受験者3名中、3名合格
(東関東馬事高等学院・専門学院を含む)
学校案内・資料請求フォーム
令和7年4月生 新規募集中
新規入学 定員30名限定
ご入学を希望の方は、まずは資料請求のうえ
学校見学(オープンキャンパス)にご参加ください。
【東関東馬事高等学院】
2025年度 JRA競馬学校 騎手課程受験
一次試験合格!
東関東馬事高等学院 1名
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