雨の日はまた息子との登校が大変になる。


息子は傘がさせないので、もちろん雨がっぱを着させるが、傘も一応未練がましくささせておく。


息子に持たせてもすぐ下に落ちる傘を、親が後ろから傘のつんとしたところを持って固定してやる。

親の手は濡れるし、息子はのったりのったり歩くし、濡れるし、おまけに今日は月曜日だし荷物が多く疲れた。


こういう日は、行ってらっしゃーいと家で見送れる母親が羨ましくなる。


子どもの親全員が、学校に付き添わなければならない世界。

子どもたち全員が、夜は寝ない世界。

子どもたち全員が、癇癪を起こす世界。


そういう世界なら、しょうがないですむ。


まぁ子どもってそんなものだしと全員親が学校に送ることになっているなら、なんのストレスもなく私も子どもを学校に送る。


だけど事実はそうじゃない。


子どもの登校を、家で見送れる母親がいて、

夜ぐっすり眠る子どもがいて、

聞き分けの良い子どもがいる。


そういう育児をしている存在を知っているから、

自分だけが少数派で辛いなぁなんて、

こんな雨の日に付き添うのは辛いなぁと思ったりしながらとぼとぼ私も歩いていた。


これが仕事なら何も思わないだろうし、

やっぱり自分の子の付き添いだから、他の子の違いを改めて感じてしまうのだろうし。


やっぱり自分の子が障害児でその付き添いだから辛いのかな。


雨で気持ちが後ろ向きになってるのかなと思った。


学校はいろんな子どもがいて、私も毎日学校へ行くから子どもの様子を見ていると、下駄箱でぐずぐずしていたり、遅刻してきたり、そんな子どもも目につく。


遅刻した子どもを親が連れてきてたり、1人で校門のインターフォン押してたり、本当いろんな子どもがいるんだな。


教室だって、私は一年生の普通級のクラスをそーっと廊下から見ながら帰るけど、


きっと学校に溶け込んでいる子から、まだ緊張している子から、もうママに会いたい、そう思いながらも学校にいる子がいるのだろうと思う。


みんなが幸せなんじゃない。

みんなちょっとづつ不幸で、それでも幸せを感じたりしながら日々を過ごしている。


みんながちょっとづつ不幸なんだ。

私もみんなと同じにちょっと不幸なんだ。


こんな雨の日はそんな考えに落ち着いた。