北海道の旅~ ... 

神社仏閣教会巡りのお寺312寺目は泊村の「法輪寺」です。

 

 

以下、泊村観光サイトより...

 

文久2年(1862年)に建立された曹洞宗のお寺で、ニシン漁全盛の繁栄を今に伝え、漁民の心を支えています。 

 

その格子天井の1つひとつに、花、鳥、山水、人物、十二支などそれぞれ異なった絵が描かれています。 

 

明治の中ごろ立ち寄った旅人が何日もかけて描いたものとか。 見上げていると首が痛くなりますが、時間をかけてゆっくり拝観してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ー 今日の一枚 ー

 

「セタカムイ岩」 (古平町)

 

 

以下、案内板の内容です...

 

昔、ラルマキという村の若い漁師が一匹の犬を飼っていた。 漁師は犬を可愛がり犬も主人によくなついていた。 

 

ある時海が久しぶりになぎになり、漁師は仲間と共に沖へ漁に出た。 犬はいつものように海辺で主人の帰りを待っていた。

 

ところが、朝は穏やかであった海が、何時のまにか波が高くなり、日暮れとともに暴風雨となってしまった。 村人は海辺でかがり火を焚いて無事を祈った。 

 

やがて、難を逃れた漁師が浜に帰って来たが、犬の主人はついに帰って来なかった。 暴風雨は何日もつづいたが、犬は海辺で待っていた。 そしてある夜、悲しげな犬の遠吠えが何時までも聞こえていたと言う。


翌朝暴風雨は止んだが、海辺に犬の姿は無く、岬に犬の遠吠えをした形の岩がこつ然とそそり立っていた。人々はその岩を「セタカムイ」 (犬の神様) と呼ぶようになった。