口先だけの人の末路とは | エンディングノートの書き方

口先だけの人の末路とは

世の中には様々なタイプの人がいます。

 

その中でも関わりたくないタイプの一つにあげられるのが、口先だけの人です。

 

口先だけの人とは、口では大きなことを言うが、実力がないため、行動が伴わない人のことです。

 

口先だけの人とは、しゃべりに関しては、人よりも長けています。

 

話術が巧みですから、人を惹きつけることがうまいのです。

 

過去の栄光や自慢話をやたらと大袈裟に話します。

 

自分のことをいかにすごい人物であるかのように話すのです。

 

初めのうちは、とても面白く魅力的に見えるのですが、長く付き合ううちにボロがどんどん出始めます。

 

それは、口だけは達者ですが、実力がないということがわかるからです。

 

ですから、口先だけの人というのは、表面上だけで中身のない空っぽな人間なのです。

 

大学の同級生にも口先だけの人がいました。

 

経済学部で金融のゼミナールに入ったにもかかわらず、名もないアパレル会社に就職しました。

 

その後、転職を繰り返しただけで、今ではブラック企業で働いています。

 

また、知り合いの保険代理店の経営者も口先だけの人です。

 

親の跡を継いだだけで、ろくに勉強もせず、会社の社長になりました。

 

面倒なことはすべて従業員にまかせていて、自分は営業と言って、外で羽目を外していたり、海外視察と言っては、旅行しているだけの身分です。

 

このような口先だけの人を考察した特徴は以下のとおりです。

 

1.努力しない

 

忍耐力や持久力が欠けていますので、地道な努力ができないというよりも大嫌いです。

 

勉強は途中まではやりますが、長続きしません。

 

資格試験も難易度の低い試験程度しか頑張れません。

 

2.転職者が多い

 

会社員や公務員になっても口先だけでは誤魔化せません。

 

営業が多少できても、事務ができない、段取りができないとわかれば、必ずお払い箱になります。

 

転職を繰り返しても、年収は減る一方ですし、失業リスクを常に抱えています。

 

3.無能な経営者となる

 

経営者になったとしても、自分で営業・企画・広報・総務・経理等の職務を担うことができません。

 

すべて人任せとなります。

 

有能な部下がいれば、何とかなりますが、そうでない場合は、会社が傾き、倒産するリスクが高いです。

 

従業員からも嫌われ、そっぽを向かれることも多いです。

 

4.子ができない

 

プライベートでは、結婚まではできますが、子ができないケースが多いです。

 

これは、努力をしない人のもとには、生まれたくないという子の意思もあるのではないでしょうか。

 

子供ができないくせに、懇親会では下ネタばかり話をするのですから困ったものです。

 

仮に子ができたとしても、子育てのように労力がかかることには一切協力しません。

 

介護も同様です。

 

5.人を妬み、嫌がらせを行う

 

プライドや自尊心だけは人一倍高いです。

 

ですから、身の回りの成功者や、自分にはない能力を持つ人を当たり散らします。

 

電話やSNSを利用して接触をはかり、嫌がらせ行為を行います。

 

そして、周囲に悪い噂を流します。

 

6.犯罪に走る

 

自分自身の実力不足から、会社員としても経営者としてもうまくいかなくなると、最終的には犯罪行為に走ります。

 

得意の話術を活かして、詐欺師になる者もいます。

 

知人や友人に、ねずみ講や投資話を持ち掛けてきます。

 

被害者とトラブルになりますし、恨まれます。

 

逮捕に至れば、人生が詰みます。

 

以上です。

 

このように見れば、口先だけの人と付き合うメリットは一つもないということがお分かりになると思います。

 

口先だけでやり過ごせるほど人生は甘くありません。

 

口先だけだとわかれば、人は離れていきますし、仕事もなくなります。

 

落ちていくだけの人生となります。

 

口先だけの人がやるべきことは、努力することやスキルアップをすることに他ありません。

 

精進すれば、話術が活きてくるのですから、自分磨きを忘れないことが何よりも大事なことです。