社会人が資格試験に挑戦する意義とは | エンディングノートの書き方

社会人が資格試験に挑戦する意義とは

今の時代、会社にしがみついても、依存しても、給与が上がるとは限りませんし、いつ首を切られるかもわかりません。

 

だからこそ、いざというときのために自分自身を高めたい、スキルアップしたいという方がたくさんいます。

 

スキルアップの手っ取り早い方法は、資格の取得です。

 

資格といっても、国家資格、公的資格、民間資格とあります。

 

その中で、自分にとって必要であり、価値のある資格を取得することで、その後の人生の選択肢や可能性を増やすことができます。

 

ですから、社会人で資格取得のために勉強する方は、自分自身の未来へと挑戦しているわけです。

 

社会人が資格を取得する理由は人それぞれですが、大きく分けると以下のとおりです。

 

1.スキルアップ

 

今の仕事だけで満足しておらず、もっと勉強したい、もっと自分自身を高めたいという方、あるいは今の仕事に役に立つ知識を得たいので、勉強したいという方。

 

仕事に関係あれば、勉強にも力が入ります。

 

仕事に関係なくても、興味のある分野であれば、やはり勉強が進みます。

 

2.転職をめざす

 

今の仕事や職場で限界を感じているので、転職したい方。

 

転職するにしても、何のスキルもなければ、採用も難しいですから、スキルアップのために資格を取得して、転職活動に臨むのは賢明です。

 

資格取得が大きなアピールポイントになることもあります。

 

3.独立開業をめざす

 

会社員や公務員生活に満足できない方や限界を感じていて、いずれは一国一城の主として独立を模索している方。

 

資格がなくても、独立開業はできますが、何もなく開業するというのは、どうしても信用が得られません。

 

特に独立系の国家資格を取得することは信用を得られやすいので、開業するハードルが下がります。

 

以上です。

 

資格の勉強は、地味でコツコツとやる作業ですが、そのモチベーションを支えるのは、理由付けです。

 

勉強する動機さえ忘れなければ、勉強にも耐えていくことができますし、家族の後押しも得られやすいです。

 

ただし、社会人にとって、勉強するというのは、以下の理由でかなり困難なことであることも事実です。

 

1.仕事が多忙

 

仕事が忙しく、残業もある方、通勤時間が長い方、休日出勤もある方等、仕事により拘束時間が長ければ長いほど、勉強する時間が短くなります。

 

2.子育て

 

子供を抱えている方は、年齢が幼いほど時間を取られます。

 

家事や炊事洗濯にも時間を取られます。

 

3.介護

 

老親や障害のある子の面倒を見ないといけない方。

 

必然的に時間確保が困難です。

 

このように社会人にとって、勉強時間を確保するということは容易ではありません。

 

それでも、資格試験に挑戦するのは、いばらの道を歩くようなものです。

 

様々な困難を乗り越えてこそ、未来への道が切り開かれます。

 

時間のない社会人が勉強する方法は以下のとおりです。

 

1.独学

 

独学のメリットは出費が少なくて済むことです。

 

ただし、教材(テキストや問題集)選びは慎重に行う必要があります。

 

自分にとってわかりやすいものを選びます。

 

勉強方法がわからなかったり、誤った勉強をすると遠回りになることもありえますので、資格試験に初挑戦する方には、あまりおすすめできません。

 

2.通信講座

 

費用は多少かかりますが、通信講座を受講する方法もあります。

 

多くはネットで講義を配信していますので、通信講座のテキストを見ながら、勉強するので、理解しやすいです。

 

ただし、インプットは優れていても、問題集は市販のものを活用するので、アウトプット(問題演習)が不足しがちです。

 

3.資格予備校

 

資格予備校の活用は、費用はかかりますが、最短距離で合格したい方にはおすすめです。

 

通学もあれば通信講座もあります。

 

資格予備校の場合は、テキストも問題演習も充実しています。

 

資格予備校独自の答練や予想模試を活用すれば、理解力が向上します。

 

勉強方法は上記のとおりです。

 

資格の難易度によって、高い山なのか、あるいは中くらいの山なのか、低い山なのかの違いはあります。

 

それでも社会人にとって、資格試験に合格することは、険しい山道を乗り越えたという証です。
 

ですから、資格試験に合格すれば、自分自身にとって、とても大きな自信を得ることができます。

 

当職も、仕事の合間に勉強して、賃貸不動産経営管理士試験に合格することができました!

 

忙しい社会人こそ、資格試験に挑戦してもらいたいですし、応援したい気持ちになります。