いちか⑧：今までお見合いでお会いした方々(2)

こんにちは
神奈川　横浜・湘南・藤沢・鎌倉の結婚相談所　
マリアージュ湘南の成婚退会者　いちか（仮名）41歳です。

まこさんからお声がけいただき、

体験談を書くことになりました
わたしの『婚活珍道中』がだれかのお役に立てれば

うれしいです

これまでお見合いでお会いした方々は30名前後。

その中でもとくに印象に残ったお見合いは「離婚経験のある方」と1日に2回お見合いしたことでした。
年収2000万以上の方々で、お一人は不動産会社経営者、もうお一人は大学教授。
お二人とも計上されていない不動産資産を含めると、推定年収はプロフィールよりも高めな方々でした。

お二人とも前パートナーに非があり、結婚前に話していた職業や家族構成が実際とは異なっていた事
そして結婚後に態度まで変わってしまったという離婚理由を挙げられていました

結婚するまで実際のことがわからないなんてそんなことってあるんだとびっくりしました

不動産会社経営者さんとは、生け花のお流派が一緒だったこともあり、華道や茶道、陶芸などのお話が合い、文化的なお話がたいそう気に入られたのか、
「どうしたらいちかさんと一緒にいられますか」

と言ってくださいました。

「あ、ここで私がYESといえば、お金持ちの人と結婚できる・・・」

なんて、目がお金にくらんでしまいました

お見合いが終わってからまこさんに電話報告すると、
「うーん、そのお相手は結婚するまでお相手の嘘に気づかなかったってそんなことある
ふつう結婚する前にお互いの家族に会ったり、仕事についてお話するはずよ
それなのに気づけなかったってどうかなと思うけど・・・
それだけの年収が稼げるのにそんなに抜けてるってどうなの～って私なら心配になるわ

コミュニケーション不足をお相手だけのせいにしてるんじゃないのかな・・・

そういう方は相手を変えてもきっと同じことを繰り返すとおもうわ～」
と指摘をいただき、

「たしかに。そうかも・・・」

と思い、お金のことを抜いても会いたいお相手かどうか
相手に何かあった時、お金が稼げなくなった時にも助け合いたいと思う
そんな関係性を築いていきたいかを考えました。

そして結果的にお二人ともお断りをさせていただきました

人の年収と幸福度はある程度相関があるようですし、個人の人生を考えた時に「資産を持つべくして持つ」という状況は、努力と運がもたらす素晴らしいギフトだと思いますが、持つ者にしかわからない苦悩がおありなのだぁと、お見合い中に考えさせられるエピソードがありました。
（個人を特定できてしまうエピソードなので割愛させていただきます）

結婚すると「他人事」ではなくなりますから、プライベートでも仕事を持ち込まれるのは嫌だと感じました。
高収入は魅力的ですが、私はパートナーとの心を満たすコミュニケーションを大事にしたいと結論が出ました

自分が何を大事にして選択したいのか
明確にビジョンが見えたお見合いでした。