早春、南へ③:紫峰の山から | 蒼きこだまのシルエット

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蒼柳こだまの写真日記やちょっとした日常所感、鉄道・交通の話など。
写真は保存車両をはじめとした鉄道写真や風景・スナップがメインです。
つまらんものですが、よろしくお願いいたします。

出かけられる休日は気分よくリフレッシュできる一方、出かけられない休日は疲れを引きずって月曜に持ち越してしまうという、少しよろしくない過ごし方が続いているこの頃。お酒の飲み過ぎには気をつけたいところです…。


さて、前回は一日の行程を完結させずに記事を〆てしまったので、今回はその続きからです。前回はこちら。 


上記の通り、梅を一通り見た私と同行者。梅林から離れ、東に進みます。

道中にも梅が。鉢植えも満開になれば美しく映えそうですね。

ちょうどよくお昼時になったので腹ごしらえ。

※Xperia 5で撮影
隠れた名物、つくばうどん。ゴロゴロと入った野菜と、もちもちとした麺、優しい味の汁がたまらんのですよ。

※Xperia 5で撮影
つくば産・小田米の米粉で作られたスイーツ、筑波山焼きも堪能。福来みかん味がおいしいのですよ。
…話が逸れました。

これらのつくばの食を味わったお休み処の内装がなんともレトロな感じで、思わずカメラを向けてしまいました。右上の斜めにかかっている額の中には、様々な時代の貨幣がコレクションされていました。
店主夫婦もとても気さくな方で…ごちそうさまでした。

さて、そんなわけで訪れたのが、筑波山神社。在住中の年初めには必ずご挨拶にうかがった御祭神様に、近況報告と同胞の無病息災祈願を込めて、訪れました。
境内からお届けするのはこの1枚。

参道入口近くにある、「紫峰牛」の碑。ご覧の通りマスク姿、時代ですね…。いつかの記事にも書きましたが、こうした記録は後世になって重宝されるはず…そんな想いを抱いています。

当然(?)、ここからはケーブルカーに乗って山頂付近まで上がりました。

ケーブルカーの山頂駅からの眺め。ここまで空が広く腫れていると、FUJIFILMの性能がよりよく引き出されますね。

こんな感じで、適当に買った缶コーヒーも被写体に早変わり。ちなみにこの1枚はパラメータを全くいじっておりません。やはり恐るべし、FUJIFILMの色出し。

西側・男体山の御本殿。筑波男大神・伊弉諾尊を祀る大社。うーんなんとも凛々しい。

そしてこちらは東側・女体山の御本殿。筑波女大神・伊弉冉尊を祀る小社。少し上の目線から撮ることができるため、このような美しさに。

それもそのはず、この御本殿から先にこのような岩肌があり、あたり一面を見渡せるのです。やはりここに立つことで「筑波山の頂上に立った」と思えます。とある登山アニメにもそんな描写はあったかしら?

ご覧あれ、眼下に広がる関東平野を。…遠くがガスっているのが少々残念なところ。それを抜きにしても、ここまでの景色はなかなか拝む機会がないはず。

今度は東側を向きます。海岸線までの距離は南側より近いはずですが、それでもこんなに広いのがこの地球。いかに自分がちっぽけな存在か知らしめてくれます。
それにしても、撮影から1ヶ月経ってもこの景色の雄大さを伝えてくれる2枚。いい機材は思い出を鮮明に記録してくれるものなんだとしみじみ思います。

そしてこんな1枚も。ファインダーいっぱいに広がる山の緑の右下にロープウェイ。山の風景らしい1枚だと思いませんか…?遠近による色の濃淡はあれど、ここまでくっきりと写ってくれるのだから大したものです。

その後はこのロープウェイで下山し、表筑波スカイラインを少しかじり、夕飯をご一緒してから同行者と別れ、宿へ戻りました。いやあ、久々の山道はいろんな意味でスリルありましたね。

おまけ
その夜にはかつての同志と再会を果たしましたとさ。


翌朝にはつくばを離れましたが、この遠征写真日記はもう少し続きます。(2021.04.22追記:こちら)


それでは今回はこのへんで…。