playback, 2015 -ミライファンファーレ、流山の地から- | 蒼きこだまのシルエット

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蒼柳こだまの写真日記やちょっとした日常所感、鉄道・交通の話など。
写真は保存車両をはじめとした鉄道写真や風景・スナップがメインです。
つまらんものですが、よろしくお願いいたします。

みなさま、連休はいかがお過ごしでしたか?当方はといいますと、

 

近所で黄昏れていたり

 

昼からビールで優勝していたり

 

なぜか多賀城~塩釜RTAかましていたり、

 

久々に見た贔屓の中継で節目の勝利を見届けたり。

前回の連休や世間の動向とは真反対に、基本的には仙塩地域内で過ごしていました。その間に現像を進める…というわけにもいかず、リゾートみのりの続編や過去写真はもう少し先になりそうです。

 

さて、今回は久々のプレイバック記事。十年一昔といいますが、その半分に当たる5年前の今日のお話。

 

流鉄が開業したのは1916年3月14日。開業100周年を迎える前から、流鉄はさまざまな企画を打ち出しました。その第1弾として発表されたのが、この「ろこどる」とのコラボプロジェクトです。放送当時から好きだった私は友人と一緒にこのイベントに向かうことにします。

「ろこどる」について

 

流山駅に着いたところから写真の記録は始まっています。さっそく特別仕様の車内放送が実装された車両に乗ってきたようです。

 

今では駅の風景の1つとして溶け込んでいるこのボードですが、このときに設置されたものです。

 

聖地にもなっている歩道橋から。まずは5005編成「なの花」の入線シーン。

 

続いて5001編成「流馬」。現在は「さくら」に塗色を変え、今年の「ニャンニャンニャンの日」でスポットライトを浴びた編成です。

この日はHM・車内放送特別仕様の2編成が運用に充当されました。

 

縦カットで1枚。前パンがなんとも特徴的。

 

その後何度かお世話になることになる、鰭ヶ崎~平和台間のストレート。この頃はまだ各所に甘さが目立ちますね…ヘッドマークも微妙に白飛びしていますし。

 

その鰭ヶ崎駅で5005編成を出迎えます。

余談ですが、実は南流山駅から一番近い流鉄の駅は鰭ヶ崎駅なのです。つくば在住時代にはたまにお世話になりました。

 

馬橋駅まで戻ります。この日はやたらと「流馬」の写真が多いですね。両編成とも、馬橋方のHMには「ろこどる」のメインキャラの2人がそれぞれ描かれています。

 

こちらは「なの花」の馬橋方に装着されている「ななこ号」のHM。イラストは作者・小杉光太郎先生の描き下ろしです。

 

そしてこの日のメインがこちら。

作品に合わせて行先表示が「流川」となっている、5004編成「若葉」。イベント「奈々子役の伊藤美来さん&魚心くんと一緒に流鉄流山線に乗ろう!!」に充当されました。

実は当時受験生だった蒼柳こだま、この日をリフレッシュデーと位置づけて臨みつつ、同行者2人とともに、この日開催のイベントに応募していました。「まーどうせ当たらんだろ…」と思っていたのですが、

 

当たりました。

このイベントに(定員80名)。

しかも私だけ。

 

受験生ではない他2人からは「なんでおまえだけ当たるんや!!」と言われる始末。しかしこればかりは私にもわかりませんねえ。

というわけで、単独で乗り込みます。

 

早速ご登場、オイカワを背負った青いヤツ。

 

こちらが「魚心くん」です。愛くるしい姿が車内を和ませていました。

 

サービス精神も旺盛。その姿は作中さながらでした。

 

後半は後ろの車両と入れ替わりで、主人公・宇佐美奈々子役、「みっく」こと伊藤美来さんが登場。当然、撮影は禁止されていたのですが、大躍進の中途にあった彼女を、まさか目の前で拝めたとは今もにわかに信じがたいです…笑。私自身初の声優イベントとしてカウントできるんですよね。その後別コンテンツで成長した姿を見ることになるのはまた別のお話。

こうして、たった20分の小イベントは幕を閉じました。

 

その後、魚心くんは流山駅一日駅長に任命され、定期列車への乗車サービスに移りました。

 

「流川」行きの「若葉」。

 

その後、ヘッドマークが装着されました。

 

一行はというと、舞台の1つである流山市役所を拝んだあと、

 

再び定期列車の撮影に戻ります。

ようやく撮影した「ななこ号」こと「なの花」。

 

折返しも1枚。やはり詰めが甘い…。

 

「流馬」はローアングルムービーで。さすが元・西武新101系、足回りに昭和を感じさせます。

 

記録はここで途切れていますが、その後馬橋駅まで戻り、帰路に就きました。

実は流山から馬橋まで、ずっと行脚していました。終盤は駄弁るのも億劫になるほどへとへとになっていたのを今でも覚えています。なおこの日のきっぷはろこどる仕様の一日フリーきっぷの模様。今からすれば笑い話です。

 

事ある毎に流鉄に足を運び、微力ながらその魅力を発信してきた当方ですが、原点はここにあります。アニメ作品と鉄道会社のコラボということで足を運んだ結果、その鉄道会社自体に魅了され、沿線地域も含めて好きになっていく。「東京から一番近いローカル線」とも呼ばれた流鉄は、私にとってまさに「ローカルアイドル」のような存在だったのです…というと大げさでしょうか。

あれから5年が経過し、関東を離れましたが、寄せる思いは今も変わらず。また機会があれば訪れたいものです。

 

それでは今回はこのへんで…。

 

※2020.09.26 追記

この日同行した矢神氏も記事を作成しております。合わせてどうぞ。