ごぶさたです。自粛体制が続くご時世ですが、いかがお過ごしでしょうか。
花見もお預けになってしまいましたね。3月に東京・神奈川で撮ろうかと思っていたこともありましたが、時機が来たときには既にそういう状況にはありませんでした。それならば、これまで撮ってきた桜の写真を現像して、"振り返り花見"をすればいいのでは?という発想に。さらに、日経プラス20周年記念で打ち出されたこの記事もこれを手助けしました。
ということで、今回は1年前の今日、都内のあちこちで撮影してきた桜×鉄道の写真をお送りいたします。
まず訪れたのは飛鳥山公園。江戸享保期に行楽地として整備され、「庶民が安心して花見ができる場所」として桜が植えられた経緯があります。1873年には日本最初の公園の一つに指定されています。
王子駅から歩いて行ける距離であり、付近を走る鉄道とのコラボもたくさん撮れます。
王子駅から歩いて行ける距離であり、付近を走る鉄道とのコラボもたくさん撮れます。
保存車両の詳細は別の機会に取り上げたく思います。
もちろん、現役都電とのコラボも楽しめます。飛鳥山停留所近くの交差点にかかる歩道橋から。鉄道ファンには有名な撮影スポットではないでしょうか。
次に訪れたのは隅田公園。関東大震災後の復興事業の一環として整備されました。その名の通り、隅田川のほとりにあり、東武スカイツリーライン浅草駅からもほど近いです。
列車は浅草駅を出てすぐに隅田川を渡ります。そのため、このように桜並木の中から列車が飛び出てくる構図に。車両は、さまざまな理由から浅草駅でよく見かける10000系です。
最後は目黒川から。ここも都内有数の桜の名所で、今年は中止になってしまったものの、毎年さまざまな桜まつりが開催されています。「毎年の思い出が詰まった大切な場所」と話すmiwaの『めぐろ川』も思い出されますね。
鉄道写真としてはこんな1枚を。
その後は暗くなったのと、中目黒駅付近が混雑していたのもあって、鉄道とのコラボ写真は撮れず。それでも、川沿いに咲く桜とぼんぼりの綺麗さにはしゃいでいました。
去年の今日、東京の桜の名所をめぐり、いろいろな写真を撮りました。実は同行者1名と一緒に行動したのですが、私のこうした撮影スタイルにも付き合ってくれたほか、こちらも写真の撮り方を教えるなど、これまでにない楽しさを分かち合えました。1年経った今でも思い出としてしっかり心に刻まれています。
もちろん、1年後にこんなことになっているとは知らず。こういうときだからこそ、今までに撮った写真を振り返るいい機会になるのかもしれません。
それでは今回はこのへんで…(追記:次の記事も合わせてお楽しみいただければ幸いです)。