スペクタクル映画の最高峰「タワーリングインフェルノ」を年に何回か観たくなる時があります。
先日またブルーレイで鑑賞しました。
城達也さんの吹き替えてるロバート・ワグナーは、クレジットされる主役級の俳優の中で1番始めに命を落としてしまいます。
二人の関係は永遠に秘密…恋人の秘書の交わす言葉がとても悲しい場面です。 しょぼん


それにしてもマックィーンはカッコイイ。
宙吊りになった展望エレベーターを切り離し、ヘリコプターで吊って地上に降ろす場面があります。ビルの爆風で滑り落ちそうになった部下の隊員の腕を両手でつかみ続け地上に降りるまで耐えます。

救出に成功しても彼は息を休めることなくすぐに現場に戻るのですが、戻るその手前で、先の勇敢な部下の労をねぎらい握手を交わします。
その握手が実にカッコイイのです。
マックィーンの間合いとタメが最高に効いてる痺れる瞬間のシーンです。

音楽は以前に紹介しましたので、マックィーンの他の代表作の1つ、パピヨンからジェリー・ゴールドスミスの名曲をお聴きください。

この曲を初めて聴いたのは小学生のころ。安い映画音楽集のカセットでした。しかし、トランペットで奏でるメロディの哀しさと力強さに圧倒されました。映画もその頃観ました。
ダスティンホフマンも名演技でした。


ジトジトと梅雨の季節です。壁掛けのカレンダーの縁が丸くなってしまうほどの湿気です。

本にもよくないし気持ちもイライラしてしまう季節です。
読書もさぼりがちです。
運動は休日、市の体育館に行くのを習慣にしていたつもりでしたが
もっぱら自宅でも十分効果をあげられるコツをつかんでから久しく行ってません。

プレート付け替えのできる30Kgのダンベルと15Kgのダンベルが2つ。あとエキスパンダーです。バネが6本の強力タイプと5本のやつ。
これが結構使い勝手があるんです。

これらを使い回し、いわゆるダウンセット法とサイクルトレーニングなどを活用すれば短時間で追い込めます。

腹部に関しては50代でも「腹が出てはいけない」という信念(?)があるので、コンデションは良いです。
おまけに毎日の通勤が立ちっぱなしですので腹筋を刺激するのにはかなり良い状況です。(結果として疲れますが…)ガーン



そういえばわたしの好きな俳優の一人宇梶剛士さんのショップジャパンのCMが傑作です。
ケチを付けますと宇梶さんの腹は寸胴です(笑)ビックリマーク




さて、雨の鬱陶しい日はついオフコースを聴いてしまいます。
ハーモニーが美しいですね。
蛇足ですが、小田さんは鈴木康博さんと別れたことでこの美しいハーモニーも失ってしまったと言えます。

傑作「ワインの匂い」は愛聴盤で、中でも「少年のように」は美しいハーモニーが素敵な余韻を残します。
YouTubeを探しましたが都合よく見つかりません。

ですが、素人の人がカバーしてUPされていたので紹介します。
これは驚くほど完成度の高いカバーです。本人の声似せはもちろん歌唱力も抜群。
バックの曲も原曲にかなり近いので特殊な方法でオリジナルから抜き出しているのでしょうか?

ともかく聴いてみてください。いつかTVで小田さんのモノマネをしていたヒゲの人よりも
小田さんのニュアンスを巧くつかんでます。


先日24日ネルソン・マンデラ追悼のための映画が公開されました。
マンデラ  自由への長い旅




今から20数年前、リチャードアッテンボロー監督の「遠い夜明け(原題:Cry Freedom)」に影響を受けて、当時世界的に非難されていた南アフリカ共和国の「アパルトヘイト(人種隔離政策)」に対する関心が一気に高まりました。
抗議運動やシンポジウムにも出てましたし、今や南アフリカ共和国の国歌になってる「コシシケレリ・アフリカ(アフリカに祝福あれ)」を合唱していました。  目



この最後のエンドロールで流れる名前は、スティーヴ・ビコも含めて、逮捕拘留中に死亡した反アパルトヘイト活動者たちであり、その死因が続きます。所内で自殺やら不明やら…なんというふざけた公式発表。このエンディングの衝撃は今でも覚えています。

当時は、足元の自国でも、主流メディアから取り上げられることのほとんどない黙殺される状況にある人たちがいるという事実に関心を抱いていた頃でしたから、その気運に乗ったのは当然だったと思います。


夏をむかえる前にもう熱くなりそうです。  メラメラ
是非映画館でどうぞ。