あけましておめでとうございます。

昨年は11月にブログを再開しました。
音楽や様々な出会いについて、その思いをなるべく形にしていこうと思っております。



数時間前、音楽家の大瀧詠一氏の死去を知りました。
特に大ファンでもなかった私には多くを語ることはできません。
ですが、この人の作品には精神的に随分助けられました。

浪人時期の荒んだ毎日を過ごしていた頃、錦糸町の前にデパートの丸井が出来て、中にレコードショョップが入ってました。レーザーディスクの盛隆期だったでしょうか、無料試聴のコーナーがあって、好きなディスクを一人1台で30分楽しめるサービスがあったんです。他に利用してる人はほとんどいなかった記憶があります。
NAIAGARA SONGBOOK と題されたディスクは、大瀧氏のインストルメンタルをバックに(ハワイと思われる)リゾートプールや浜辺、草原などの固定シーンで構成された環境ビデオの一種でした。


VHSテープで購入し、昨年DVDでも購入しました。今巷にある環境映像作品の方が断然映像のクオリティは高く魅力があります。
ですが、映像以上にイマジネーションを刺激する氏の作品は、映像を超えた環境作品として輝いている気がします。


収録作品はインストルメンタル盤として、2枚出ています。
オーケストラ作品もオリジナルに決して引けを取らず素晴らしく美しい世界へ誘ってくれます。


一時期、まるでとりつかれたように電子音楽(エレクトロニカ)に熱を上げたことがあります。
電子音楽=シンセという図式は核に有っても実に多種多様。

その中でも、生楽器を前面に出した「フォークトロニカ」という手法が流行った時期があり、中にはドキリとする美しさを感じる作品もありました。



時折聴きたくなるこの曲は、Move Dという名義でリリースしたDavid Moufangというドイツのアーティストの作品「Pop for Dwoozle」の中の一曲です。
The Tree/Travelling Without Moving

随分前のブログでも確か紹介してますが、YouTubeで見つけましたので是非聴いてみてください。
画像はアルバムジャケですが、なかなか味わい深いと思います。




私は既に購入してますが、Amazonではエラい値段になっております。(2013年12月現在)
新品:¥75万(!) 中古:¥9,800
叫び

10代~20代の頃、武道やボディビルをしていましたので、身体作りの為に時々栄養補助としてプロティンやサプリメントを摂取していました。 走る人

今でこそ大手メーカー、M乳業やM製菓、1粒で50M走れるキャラメルで有名なGなどがプロティンやサプリメントを出していますが、当時は健康体力研究所など、限られたメーカーしかなくて種類も限られ、今のように通販が発達していませんから、デパートや大手のスポーツ用品店、他の手段ですと外国へ注文するなど、購入するには随分高価で手間もかかりました。


時代は変わり、今やビタミンサプリ一つとってもBだけで、B-1、B-2、B-5、B-12など各々単体で取って何になるの?と頭を傾げたくなるようなラインナップの多さです。 目


ボディビルの全日本大会で現在も活躍しているベテランのS選手。
彼が学生チャンピオンだった頃、私の先輩がサプリの効果を彼に聞いたそうです。
すると、良く分かりませんが心配なので‘保険,として摂っていますと答えたそうです。


現在のようにこれだけマーケットを大きくなって生活に入り込んできますと、いつの間にか薬的効用を望むようになってきているのではないでしょうか?
本来薬ではないのですから、日常的に摂取している人は‘保険,のように割り切って摂るべきですね。
基本はあくまで毎日の食物からです。


医学誌:アナルズ・オブ・インターナル・メディシンにアメリカの医師らによる「もう十分:ビタミンやミネラルのサプリメントに金を浪費するのはやめよう」という論文が掲載されたようです。

サプリメントの効果を疑問視

時間がないからサプリでしのぐ。
気持ちや状況はわかりますが、結局は自然の食物から摂るのが一番いい。

命あるものを摂って命を繋ぐ…。
だから本来なら「生で食す」のが生き物の基本なのだという人もいます。
だからこそ「食事」を軽んじてはいけないと思うのです。
いろんな意味で。

サプリも言わば「加工品」
本来の食物ではないということを肝に銘じておきたいものです。