今時、バブルと言っても、若い人には通じないのかもしれません。
数十年前、日本中が裕福な気持ちになって、
アメリカ本土のビルを買い漁ったり・・・
株価が上がると言って、買い漁って・・・儲けた時は良かったけど
その夢が忘れられずにつぎ込んで、身上潰したり・・・
いい気になって、大きな借金を抱えて・・・会社を潰したり・・・
なんて時代が有った訳です。
そのころは、行政もお金が潤沢にあったものだから、文化事業とか
色々なものにお金を湯水のように・・・
で、
その遺産が・・・
駅前にこんな建築物が・・・最近表側は作り替えたのですが・・・
必要ない物体(通気口ではありますが)
デッキの片隅にはこんな彫刻が・・・平和の象徴と有りますが・・・
駅の通路、正面に彫刻。これも場違いな・・・
何でこんなところに有るの?
公園の公立の建物の前にも・・・バレー選手?でしょうかねえ・・・
有名な方々が作られたのでしょうけど・・・
こちらの公園の片隅にも・・・
裸婦の肖像が・・・必要だったのでしょうか?
そして、最たるもの・・・
広場のど真ん中に鎮座している大理石像・・・
こちらも平和の象徴だそうですが、大きさが半端なくて、
動かすに動かせない・・・
寄付された物も多いようですが、管理する費用がね・・・
今度、この辺りを再々開発?するようですが、どうするんでしょうね?
移動するだけで数百万円?
このころに建てられた公共施設(スポーツ施設とか、文化施設)は
見てくれに凝っていて、著名な設計士さんが手がけたそうですが、
そのころは「何とか賞」とかと「かんとか賞」とか、受賞されたそうですが、
それが足かせになって、保存期間が有って壊すに壊せないと・・・
設計が凝ってるので、雨漏りしてもどっから水がしみているのか解らない・・・
設備の更新には・・・全部特注品で金額が馬鹿にならない・・・
通常の管理費も馬鹿にならず・・・
加えて、専門家がちゃんと管理してなくて・・・
(掃除くらいはしてたんでしょうけど・・・不具合の報告書は行政の担当者レベルで
どこかに・・・担当者も数年で変わっちゃうからね・・・)
実際には放置状態・・・
そんな建築物が、あちこちに・・・
いま、その様な物件の処置に困ってます。
今更、地元の業者さんに・・・なんて、泣き付かれても、その当時の技術者も
いないし・・・しらん!