参議院議員全国区候補者
奥崎謙三
五十七
私は東拘の未決囚です。私は今日までに、殺人罪で懲役十年、天皇にパチンコを撃ち懲役一年半、天皇ポルノビラを撒き懲役一年二月の判決を受け、独房で十三年暮らしました。
私は十数年前に独房の中で、地球上に次々と不幸が多く起きる原因を突き止めました。
それは、神(自然)と人間性に反している天皇、不平等と、それを守っている国家であり、百余の国家がある現在の世界です。
それ故に現在の世界で生きると、全ての人は自然に分裂、抗争し、利己主義となり、過不足が多い不摂生な一生を送ります。
つまり、私たち人類は、「悪因の世界」に生きているのです。
そして、その「悪因の世界」から必然的に発生する「悪行」の様々な形の不幸を、国家・宗教・医療・会社・組合・党派・家庭・貨幣等により、糞溜を埋めず蠅を追う如く、対症療法的に糊塗、胡麻化しております。
悪因を亡くせず悪果を無くすることは、永遠に不可能です。私たち人類は、すべての人が、必ず自然に平等、一体となり、利己主義、過不足にならず、健康的な一生が送れ、心身が限りなく美しく豊かに安全となる構造の「善因の世界」を一日も早く地球上に建設せねばなりません。
以上の如き自明の事理を、すべての人にアピールするために、私は天皇にパチンコを撃ち、天皇ポルノビラを撒き、東拘で三十二ページの「神軍新聞」を造り、立候補したのです。
「悪因の世界」を「善因の世界」に直さずに、選挙をいくらやってもムダであり、誰が政治をやってもダメです。
それが分からぬ人は狂人です。