最近はいつにもなく慌ただしい我が家です。


でも大工さんが朝早くから工事をしていると、今日も一日頑張ろう!!!って気持ちになります。


大工さんとの挨拶が一日のはじまりです。


そんな中、


「こんにちはー!」


「ハーイ。」


振り向くと、「〆張鶴(しめはりつる) 」で有名な宮尾酒造さんが新潟県村上市からご来店下さいました。


三益酒店 看板娘 "ショウミホ"のマイペース日記-宮尾酒造 〆張鶴 新潟


バッタバタで只今ゴッチャゴチャの我が家でしたが、短い時間の中でお話をさせて頂き、モチベーションが上がりました。


新潟の地酒といったら・・・「越乃寒梅 」、「八海山 」、「〆張鶴


と、イメージされる方も多いと思います。


こちらの3本は当店でも柱となっているお酒で、それぞれにストーリーがありますが、でも、


もし、この〆張鶴をあの時、父が飲んでいなければ、私やユミは今、地酒屋をしていなかったかもしれません。


・・・と、いうのも、まだ、ウチが地酒専門店として動き出していなかった十数年前。


現社長である父が、町内会の旅行で出された新潟銘酒の「〆張鶴 」を一口、口にしました。


そして、あまりの旨さに帰ってきては早々、醸造元である宮尾酒造さんへビールを問屋さんに注文するかのように、すぐに電話で注文をしました。


でも、老舗の蔵であり、手造りだからこその少量でしか出来上がらないお酒「〆張鶴 」は数が少ないとご丁寧にお断りをされてしまいました。


そこから、三益酒店のストーリーは十数年と続きます。


父は考え、三益の売り上げを持っては蔵へ通い、母はそれを陰で支え・・・


私が物心つくころには、父はいつも酒蔵へ通っていました。


地酒というものを幼い私は、よく分かりませんでしたが、一生懸命な両親の姿は見て育ちました。


だからなのか、それとも親に褒められたいからなのか、ハッキリ覚えてはいませんが、私は家の手伝いが大好きでした。


大学生になると毎日のように遊びまくり、思いっきり飲んで、騒いで、潰れて、遅くに帰ってきては、怒られ、でも懲りず、繰り返す・・・そんな日々。


家では地酒を売っているのに、サワーをよくいっき飲みしては潰れていました。。。


でも家の仕事は何気にちゃんとしていた私。


ある日、私も父が長年通っている宮尾酒造 さんへ行ってみたいと思いました。


本当に突然でしたが。


そして、ドキドキしながら乗った新幹線。


目にした村上の町。


直接目の前にする老舗蔵の入口を前に、


何度も母へメール。電話。


「これから行ってきます。」


何度も深呼吸をして


「三益酒店の東海林です!」


と、大声で。


でも、


ちゃんと自分の思いをコトバに出来ず、悔しくって、帰り道は泣きながらまた帰ってきました。


そんなことを何度も繰り返しました。


そういう時って、やけにお母さんが優しくって、家に帰りたくなかったりして、ひとり新宿でプラプラしてました。


そうやって、何度も何度も宮尾酒造さんに行かせて頂き、2年前にお取引をさせて頂き、7月7日に店頭に並べられるようになりました。


とっても思い入れのあるお酒だからこそ、これからも私は大事に大事に売らせて頂きます。


お酒はただ美味しいだけではなくって、その時どんな気持ちでこのお酒を飲んだかっていう気持ちのスパイスもあると私は思います。


昔、観た映画、聴いた音楽っていつまでも残っていますよね。


お酒だって同じだと思います。


どんな気持ちで飲んだか。


悔しい気持ち、嬉しい気持ち、めっちゃくっちゃ騒いだ気持ち・・・そういうのをシーンとして思い出します。


皆さまの思い出のスパイスにお酒が加わったら嬉しいな~って思っています音譜

この度は新潟からご来店をありがとうございます!!!

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★〆張鶴(宮尾酒造)のご紹介ページ★

http://www.mimasu-ya.com/newpage19.html


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☆宮尾酒造さんへの訪問ブログ☆
◆レッツゴー!新潟♪◆

http://shomiho.exblog.jp/5818650/

(2006年10月6日)


◆新潟ぶらり一人旅◆

http://shomiho.exblog.jp/6458218/

(2007年2月10日)


◆のどかなひととき◆

http://shomiho.exblog.jp/10236319/

(2009年1月23日)


◆今日は七夕◆

(〆張鶴(宮尾酒造)が初めて入荷した時の日記)

http://shomiho.exblog.jp/11454452/

(2009年7月7日)


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720ml 876円/1800ml 1,998円


・〆張鶴(雪)-特別本醸造-

720ml 1,260円/1800ml 2,320円


・〆張鶴(純)-純米吟醸-

720ml 1,512円/1800ml 3,024円


・〆張鶴(吟撰)-吟醸-

1800ml ,549円


詳しくはコチラ(↓)

http://www.mimasu-ya.com/newpage19.html


チューリップ赤全国地酒処:三益酒店チューリップ赤

友人結婚式に向け、ネイルをして女子力UPのショウミホでした!

http://www.rakuten.co.jp/shudoujyuku-kanzakeya/



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