【料理】作ってあげたい殿ごはん DE 「食通レストラン第3回目コース」 | ロスめし

ロスめし

Hello, Los Angeles. I'm very hungry.


Happy Valentine's Day!

今日はバレンタインですねー。朝から花屋さんが大忙しでバラの花束をデリバリーしている姿を目にしました。日本でバレンタインデーと言えば、女性が男性に告白する日ですが、アメリカでは逆です。逆というか女性が男性へと決まっているわけではなく、両方からプレゼントしたり改めて愛を確かめ合う日でもあります。もちろん男女に限らずファミリーの間でも贈ったりしますね。

そこで私も大好きな殿の為に気合を入れてバレンタインディナーを作ることにしました。バレンタイン当日は月曜日なので、気合を入れて料理することは無理なのでちょっと早めの週末に振舞いました。

ロスめし-花束

バレンタインディナーの日、殿はバラの花束をプレゼントしてくれました。(あ、本人曰く、「束」じゃないそうで。笑)「後でフォトショップで40本ぐらいに増やしておいて」って言われましたが、そんなCheatはしませんよっ。ってか本数じゃないんです!気持ちが嬉しいんですよね♪

ロスめし-シャンパン

今日は特別な日なので去年ナパで購入したDomaine Carnerosのスパークリングワインを開けました!ドライで美味しい~。甘みと酸味の強いイチゴと良く合います。

さて、飲みながらゆっくりとディナー開始です。今回殿に作った「バレンタインディナー」は次の日の日曜日、第3回食通レストランでも同じメニューで振る舞いました。その写真も一緒にご覧ください。

ロスめし-生牡蠣3種

Raw Oysters on the Half Shell with Cucumber Mignonette
3種類の生牡蠣を使ったんですが、左からMalpeque、熊本オイスターそして至極(しごく)オイスターと呼ばれる3種類です。食べ比べると微妙な違いがわかります。個人的には至極が好きかも。凄く小ぶりなのに身が厚く、濃厚なのにさっぱりしています。Malpequeと熊本オイスターの中間ぐらいかも。それにきゅうりとエシャロットたっぷりのビネガーが良く合います。生牡蠣を開けるのは結構大変なんですが、大分上手に開けれるようになりました!

ロスめし-生牡蠣3種

Cucumber Mignonette
【材料】
米酢 1/4カップ
エシャロット 1個
しょうが 1片
きゅうり 1/2本
黒こしょう

シラントロ 適量

1)エシャロット、きゅうり、シラントロとしょうがをみじんぎりにしておきます。
2)ボールに米酢、エシャロット、きゅうりとしょうがを入れてよく混ぜ、塩コショウで味を調えます。
3)最後に好みでシラントロを加え、冷蔵庫で1時間ほど味を馴染ませて出来上がり。前の日にも作りおきができます。

ロスめし-ローストビーツスープ

Roasted Beet Soup with Crème Fraîche
真っ赤な色が鮮やかなローストビーツのスープです。仕上げにクリームフレッシュでハートを描いてバレンタインらしさを演出しました!「綺麗だね~。」と殿がまず見た目で感心して、「やさしい味で美味しい!」と食べた後も絶賛してくれました。見た目も凄く綺麗だけど、カラダにも良くて美味しいこのスープは両親にも作ってあげたい一品です。日本で生のビーツ手に入るかな?

ロスめし-ローストビーツスープ

食通レストランの場所をいつも提供してくださるいっこさんがビーツが大好きなので今回のスープも凄く喜んでくださいました。

Roasted Beet Soup
【材料】
ビーツ(赤) 1/2パウンド
バター 小さじ1と1/2
オリーブオイル 小さじ1と1/2
リーク 1本
たまねぎ 1個
セロリ 1本
じゃがいも 1個
しょうが 1片
オールスパイス 小さじ1/8
白こしょう 小さじ1/8
チキンストック 2カップ
ベイリーフ 1枚
タイム 1,2本
パセリ 2,3本
クリームフレッシュ 小さじ2
生クリーム 1/4カップ
グリークヨーグルト 小さじ2

1)ビーツをアルミホイルに包み、オーブンで柔らかくなるまでローストし、冷ました後皮をむいておく。少し飾りように取っておいた後はすべて乱切りにしておく。
2)熱した鍋にバターとオリーブオイルを入れ、細かく刻んだ野菜(たまねぎ、リーク、セロリ、じゃがいも、しょうが)を良く炒め、ある程度炒まったら1のビーツを入れ、さらに炒める。
3)2にチキンストックを入れ、ベイリーフとタイム、パセリを入れて野菜が柔らかくなるまで煮込んで冷ましておく。
4)冷めた3をハンドミキサーやフードプロセッサーなどで滑らかになるまで攪拌し、最後に生クリーム、クリームフレッシュ、グリークヨーグルト、塩コショウで味を整えて出来上がり。クリームフレッシュと飾り用のビーツを添えて召し上がれ。

※攪拌したスープの濃度が濃い場合はチキンストックで薄めてください。

ロスめし-フォンデュブリー

トレジョーのフォンデューブリーで端休め。

ロスめし-フォンデューブリー

これ、冬限定アイテムなんですが、去年の冬店頭で見かけて食べたいと思いつつ、買う機会を逃したまま、今年になってしまいました。ずっと食べたくて期待が大きかったのもありますが、意外と癖が強くていまいちだったかも。笑)

ロスめし-牛タンの赤ワイン煮

Beef Tongue Braised In Red Wine Sauce and Creamy Polenta
いよいよメインコースです。今回は人生初めて「牛タンの赤ワイン煮」に挑戦しました!これ、ずーっと作りたかった料理なんですよねー。でも煮込み料理って時間がかかるし、牛タンの処理も大変なのでずっと作りたくても作らないでいました。でも今回は特別な日の為に、水曜日(3日前)から下ごしらえを始め、コトコトじっくり煮込んだ牛タンは本当にトロトロに仕上がりました!一緒に添えてあるのはクリーミーポレンタです。殿に「美味しい?」って聞くと…

「超美味しい~♪」

とあの辛口の殿がベタ褒めしてくれる程の出来栄えでしたよ。トロトロなのにちゃんと牛タンの部位(?)が食感に残っていて美味しい!という感想をくれました。うれぴ~♪指を切りながら、頑張ったかいがありました。笑)

ロスめし-牛タンの赤ワイン煮

ナイフもフォークも入らないほどトロットロ!箸でも食べれる牛タンでした。これは冬の定番になりそうです。また作ろ~っと。こちらはレシピが複雑なので、参考にしたURLを載せておきます。ちょっと時間がかかるけど、その時間を費やした分の価値は絶対にあります。みなさんも時間のあるときに是非作ってみてくださいね。

牛タンの赤ワイン煮「その1」
牛タンの赤ワイン煮「その2」

ロスめし-トマトバジルパスタ

Tomato and Basil pasta
デザートの前のコース最後はパスタ。イタリアではパスタは前菜に出てきますが、日本人は炭水化物を最後に食べたい人種なので、私はいつもパスタを最後に出すようにしてます。その方が満足度が高い気がするのは私だけでしょうか?今回はクリスマスディナーで食べたScott Conantのトマトバジルのパスタが忘れられなかったので自分でも挑戦してみました。レシピ等はコチラを参考にしてください。

ロスめし-トマトバジルパスタ

今まで何度かトマトバジルのパスタは作ったことありますが、今までで一番美味しい出来でした。殿もさっぱりしていて美味しい!と褒めてくれ、食通レストランでも参加してくれたあやちから「感動的に美味しい!」と嬉しいお褒めの言葉をいただきました。

わ~い♪

パスタを一番得意とする私としては凄く嬉しい一言です。我ながら大分レストランに負けないぐらいに作れるようになってきたなーって思ってます。(自画自賛?w)

ロスめし-デザート

Chocolate Mousse Cake and Berries with Zabaione Cream
デザートはチョコレートムースケーキとベリーのサバイヨンクリーム。厚紙でステンシルを作り、ココアで「Love You♡♡」の文字もあしらいました。Love×2ムードたっぷりです♪デザートは年に数回しか作らない私ですが、この日ばかりは気合を入れて作ります。本当はクッキーも作る予定だったのに、そこまで時間とカラダが持ちませんでした。笑)このチョコレートムースケーキ、ビターチョコをふんだんに使っているので、濃厚ですが甘すぎずに凄く美味しい!フランボワーズ(ラズベリー)も入っているので見た目にもセクシーで大人のケーキに仕上がりました。また、一緒に添えた3種のベリー(イチゴ、ラズベリーとブルーベリー)とサバイヨンクリーム。私はサバイヨンクリームがだ~い好きで、昔は良く作っていたのですが、作ったその場で食べないと美味しくないので意外と面倒なこともあり、ここ最近はめったに作らなくなりました。でも久しぶりに食べてやっぱり美味しい~。マサラワインの風味が豊かでめちゃめちゃ濃厚なんです。イタリアンレストランでもめったに置いてないデザートなので自分で作るに限りますね。デザートが苦手なしょうちゃんがぺロッと完食してくれたので嬉しかったです。チョコレートムースケーキもサバイヨンクリームも作り方は簡単なのでレシピ載せておきますね。

ロスめし-チョコレートムースケーキ

Chocolate Mousse Cake
【材料】23cmケーキ型
ビターチョコレート 400g
薄力粉 30g(ふるっておく)
砂糖 55g
卵 6個
ラズベリー 200g
バター 200g
ココア 適量

1)ラズベリーは冷凍庫で2,3時間凍らせておきます。オーブンを200度(アメリカでは400度)に暖めておきます。
2)チョコレートを砕き、湯銭にかけてバターと一緒にゆっくり溶かします。
3)卵黄と卵白をわけ、それぞれボールに入れて、卵黄は小麦粉と一緒に良く混ぜます。卵白はもったりするまで固めに混ぜ、砂糖を入れてさらに良く混ぜます。
4)卵黄と小麦粉のボールに2の溶かしたチョコレートを入れよく混ぜます。
5)4にステンレスのスプーンで卵白を2,3回に分けて入れ、ざっくりと混ぜ合わせます。
6)5に凍らせておいたラズベリーを入れ、型に流し込み、オーブンでまずは15分焼きます。その後、アルミホイルを巻いた耐熱皿を上に乗せてさらに10分焼きます。
7)焼きあがったケーキから耐熱皿をはずし、冷まします。その後冷蔵庫で冷やしてもOK。最後にココアを振りかけていただきます。

※焼きあがった時点で真ん中がまだ大分ゆるいですが、冷めれば固まります。ムース状なので生チョコに近いケーキだと思ってください。

ロスめし-ベリーのザバイヨンソース

Zabaione cream
【材料】
卵黄 3個分
砂糖 大さじ3
マサラ酒 大さじ3

1)ボールに卵黄と砂糖を入れよく混ぜ合わせる。
2)1を湯銭にかけ、ハンドミキサーで白くもったりするまで良く攪拌させる。白っぽくもったりしてきたら、マサラ酒を入れて、さらに白くトロトロになるまで攪拌させる。
3)ベリーや洋ナシ、好みの果物の上にかけて召し上がれ。

ロスめし-デザート

「Love You」のステンシルが「可愛い~♪」と大好評でした。

ロスめし-食通レストラン第3回

今回食通レストランにご来店いただいた5名様です。

ロスめし-プレゼント

その中の一人、ゆみさんにバレンタインプレゼントをいただきました!

ロスめし-プレゼント

「ごちそう様でした!」のメッセージも添えてあり、とっても嬉しいサプライズでした。

丁寧に心を込めて作った気持ちが十分伝わったのか、殿も最初から最後まで全部美味しい!といっぱい褒めてくれた私からのバレンタインディナー、作ったかいが本当にありました。殿からのプレゼントは後日お寿司のディナー。今からとっても楽しみです♪

みなさんも大切な人とのバレンタインを素敵にお過ごしくださいね♡

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