十一月四日。昨日三日は、「文化の日」でした。いい響きですよねぇ~、「文化の日」。
文化系のクラスを運営していることから、毎年「文化の日」はクラスを開催することが多いのだけれども、今年は連休最終日となった本日、文化系とは異なるタイプのクラスを開催いたしました。
「魚・魚・魚! ~さまざまなお魚のいただき方~」。
すっごいリアリティに富んだイラスト →
「お魚のクラス、お魚のクラス・・・・・・」と開催直前に思っていたら、タイムリーに東京メトロの各駅で配布されている、「メトロミニッツ」に、いい感じ(焼き加減)のきんめだいの干物が描かれていました。
味わいのあるイラストだなー。
けっこう毎回いい特集が多く、なにぶん「配布」されていますので(無料)、ありがたく頂戴してきます。お勉強になるコラムも多いので、学習に繋げております。
ここに注目、ここに注目「家庭料理」。
そうなの、そうなの。おうち(家庭)でいただく様々なお魚のクラスをやりたいなーとずっと思っていました。
運営している会員制のクラス、「会食倶楽部」では、毎年鮎の食べ方と鯛の食べ方を学んでいただいているけれども、もっと身近な、家庭の食卓にあがるお魚について、きっと関心を持っている方は多いだろうなと思っていました。
ということで、ジャーン! たっくさんのお魚を用意いたしましたよ。
鮎、鯛の復習。真あじ、開き、秋刀魚、ほっけの開き、のどぐろの干物、はたはたの干物。
改まったお席の、日本料理屋さんとは異なった、パチパチジュージュー、皮目パリッと焼いたお魚
色々楽しんでいただこうと思って、前からあちらやこちらでお魚を手配。
実際には、焼いたお魚全種類を、その場で食べるには多いから、それらはお持ち帰りいただくとして、クラス最後にアクアパッツァを、一緒に食すことにしておりました。
鯛の切り身ではなく、一尾丸々使って、フォトジェニックな見栄えのする仕上がりにして、更に上手にサーブするための切り分け方を伝授。
皆さんがいらっしゃる前の仕込み。
う~ん、いい感じ いい感じ
ミニトマトの赤も、イタリアンパセリの緑もいいアクセントになりますね。
鯛からも、あさりからもいいお出汁が出て、トマトの酸味と小玉ねぎの甘さとアンチョビの塩気が調和し、美味しい仕上がりになりました。
最後の最後に、私がティーンエイジャーの頃、通っていたアメリカの中学校の家庭科調理実習で教わった、「拍子抜けするほどとても簡単なガーリックブレッド」の作り方を皆さんに共有し、一緒に和気藹々といただきました。
美味しかった~
って、あれ?
焼き魚は・・・・・・・
実際には、焼き立てを夢中になりながら、上手に身から中骨をはずし、目の前のおいしそうな焼魚に気がとらわれて、パクパクと無心に口に運んでおりました。
焼き魚の画像が無いのは寂しいので、こちらを。
テーブルマナークラスの際に用いている秋刀魚の食品サンプル。毎度これを持ち歩いて出かけるのは、なかなか難儀なことで・・・・・・。
30cmを超える大きさなので、頭か尾が、いつもバッグから出てしまいます。
クラスの際に、口頭でも食べ方について解説していますが、やはり実際にやってみると、より認識が高まるとのことでした。
今回、ご参加くださった方へご案内をお送りする際、おりがみで作った秋刀魚を同封いたしました。ふふふ。
お集まりくださった皆さん、ありがとうございました。お片付け、皆さんの日頃の習慣を発揮してくださったお陰で、調理室は素晴らしく綺麗に片付きました。
施設の方も「素晴らしい! 完璧!! 」とお褒めくださいました。
また楽しい企画を検討いたしますね。いつもありがとうございます。