昔から伝わる歌って、フレーズ一つひとつが正しくって、感動しちゃうものがありますね。来週六日、暦の上では夏を迎えます。
毎年春に口ずさむ、『朧月夜』の歌詞も見事だなと。そして空を見上げて春らしい朧月夜もだんだんと見られなくなると、ちょっと寂しくなるものがあり、翌年の春にまた期待を寄せます。
春を惜しむ。春は惜しまれる季節。
ブログ更新タイトル、『花、花、花 そしてお酒』ということで、かつて取り寄せた花のお干菓子。日本人って、本当に器用だな。技術力が高いなと・・・・・・。見事です。梱包もこれまた割れないように、見事(でした)。
通っている和裁のお教室に、とても穏やかで、素敵な生徒さんがいらっしゃいます
私が、「今仕立てているのが出来上がったら、●●美術館へ着ていこうと思うの」なんて話をしていたら、「美術館お好き?」と、厚みのあるチケットホルダーから、何枚も出かけたいと思っていた美術展の入場券をくださいました。
素敵!!! 嬉しい!!!
なんでも、芸術文化事業に携わっていらっしゃるとかで、「誰も欲しがらないの・・・・・」とのこと。
なんて、勿体ない!
私がいくらでもいただきます。出かけます。
その生徒さんは、今年に入ってから、既に60展もまわられたそうです(3月時点)。すごいですねー。けっこう上手にスケジュールを立てながらでないと、その数は回れない。
【山種美術館 広尾会館10周年記念 特別展】
生誕130年記念 奥村土牛
『吉野』
以前は考えられなかったことだけれども、ここ一年ほど、山種ではどの展示会でも、撮影してよい一枚を予め、アナウンスしてくださっています。
恐らく、携帯にカメラ機能がつき、スマートフォンで誰もが気軽になんでも撮影できる(しちゃう)時代になったからこそ、対応策としての処置だったのではないかなーと思います。
だからこそ、必ず撮影に関して、美術館が求めている姿勢については、目を通しておいてもらいたいですし、出かける習慣がない方も、認識しておいてもらいたいことです。 → 「写真撮影について」
何度も何度も鑑賞してきた土牛だけれども、歳を重ねて観かたも変われば、感じ方も変わるもの。
素晴らしい展覧会でした、いいお花見でした。
で、「これを着て・・・・・・」と、出かける美術館、美術展を妄想していた一枚が先日仕立てあがりました。ヤッター!
藤色の色無地単衣。これは重宝。いい色、
向かって左後ろ、生地に少したるみが出てしまったのは、私のアイロンのあて方が悪かったため。この後、先生にこちらの素材について詳しく教えていただき、またそれぞれにアイロンのあて方があるため、たるんだ生地の詰め方をご指導いただきました。
詰めるのに30分かかりましたが、素晴らしく綺麗に整いました。ありがとうございました。
勿論、頑張ってゴールデンウィーク前に仕立て上がるように縫っていたのは、根津美術館の『燕子花図屏風』展に出かける際に、着られたらと思っていたから。
会食倶楽部の会員の方々と、ご一緒するお約束をしているので、あとは当日、お天気に恵まれることを願うばかりです。
お庭のカキツバタも見頃だといいな~。
今回、美術館へご一緒する方々には、あらかじめ『伊勢物語』や『源氏物語』について、少し親しんでもらいました。
会食を兼ねたクラスのため、当日の紙の折敷用に、幾つもいくつもカキツバタを切り出しました。8時間かかりました・・・・・・。ドヒー。
紙の折敷にする前に、ちょっと遊んでみました。もっと光琳を意識すればよかったです。
お一人、おひとり用に、お料理の邪魔にならない感じに仕上げました。
夏の鳥、ツバメも飛ばして、ちょっと動きがある感じにいたしました。
調理長が、この日ご用意くださったお料理と盛り付けがこれまた素晴らしくって、素晴らしくって、後日改めてご紹介したいと思います。
毎年見事なモッコウバラを咲かせる、同じ地域のあるお宅。お玄関先が、見事にモッコウバラで溢れています。見ごたえがあって、モッコウバラが咲く時期、何度も何度も、前を通って眺めさせていただいています。
一年のうち、見事に咲き誇るのは約一週間ほどだけれども、けっこう多くのお宅のお玄関先に、植えられていますよね。それぞれのお宅が、イメージする素敵なモッコウバラのお玄関がおありのようで、楽しいです。
この後が、ちょっと大変。「綺麗、きれい」と眺めさせていただく気楽な立場ですみません。毎年楽しみにしております。ありがとうございます。
一つ前の更新でご案内した宮内庁の売店で買い求めた日本酒。
決して「花より団子」ではございませぬ。
折角ですので、新しい時代を迎えましたので、そのお祝いとして、こちらで祝杯をあげたいと思います。
皆さま、引き続き良い連休をお過ごしくださいませ。