こちらの更新は、 『四月 会食倶楽部 ~花まつり~ その三』
に続くものです。
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余談ではありますが、今回頂戴したお申し込みで「あっ・・・・・・」と気付いたことを一つ。ご参加くださった方のうち、半数のお方が、ある特定のスクールさんを受講後、こちらへ辿り着かれた方々で、皆さん沢山のクラスをご熱心に受講くださっています。
実はそちらのスクールさんから改めて・・・・・・
しかしながら、マナー講師は、何かと手がかりにされる立場でもあるため、やはり誤った認識が広がらないためにも、発信する側には、そこの期待に対する高い意識と自覚を求めたく、人選は、確かなものであってもらいたいものです。
今年はじめ、ある番組でのマナー解説が、問題となりました。ある業界の方々にとっては大変な被害が生じる可能性にもなりかねず、戸惑いと混乱を招き、後あとの対応も含め、大きな失望を抱かせてしまう結果となりました。
※BPO「1月に視聴者から寄せられた意見」 にも掲載されています。
ネット上でも、「マナー講師」という存在自体が「インチキだ」、「デタラメばかりだ」などといった反応(反発)が大変多く、そのような批判を買う結果となった出来事に、非常に残念な思いを抱いておりました。
大きな反発、これは拒否反応です。その時点で、正しさや手がかりが期待されるマナー解説に至っていないということです。いくら後に、注意書きを差し込んでも、弁解をしても、出題する時点、取り上げる時点で、後々の反応までイメージができていなかったのだとしたら、伝える事柄に、自信(自負や過信)があったということ。
マナー解説、万人が納得できる解説でなければ、それは伝える人の自論です。自論を強く推し進めたい、正しいと自負して、その考え方や捉え方を教えたい(伝えたい)場合は、どちらかというと、教団の教祖という立場の方がやることです。それも「教え」ですから、正しいと感じる人もいることでしょうし、教団というものに、熱心な信者が存在することも納得でき、世間から反発が発生するのも納得できます。
番組が放送された後、世間が戸惑い、多くの反論(正論)が寄せられた際、そのように感じました。
できれば正しいいい解説を、私も同じマナー講師という立場として、今後も期待したいものです。正しく伝わるところに、やはり「伝統」があるのかと。
回数を重ねてテレビに出演することや、誌面に取り上げてもらうことを、重視される方もいることでしょう。しかし、その回数や頻度は、必ずしも誤った解説やその人自身を正当化したり、肯定するものではないので、ジャッジする人はジャッジします。
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とってもとっても長い文章になってしまい恐縮です。この更新は、私が力を注いで運営しているクラス(会食倶楽部)にご参加くださった受講者様方が、先日はご参加者の半数が、かつてはとある特定のスクールさんでの受講歴があったことに気付いたことが、きっかけでした。
合う、合わないは、どちらでもあることです。私のクラスに合わないと感じられた方も、きっとこれまで運営してきた11年の中で、いらっしゃったと思います。
正しく豊かにインプットし、それを惜しみなく豊かにアウトプットしていくことを、心がけ続けております。それが、私のクラスの特徴です。それを好むのも、学びたいとジャッジするのも、いらしてくださる受講者様です。
最後に、いつもの私の更新らしく、季節ねたを。
今夜は「八十八夜」。立春から数えて、八十八日目です。
五日は「立夏」、暦の上ではもう夏。
♪夏も近づく、八十八夜♪
昔はよく口ずさんで、「せっせせーの、よいよいよい」なんてやっていましたね。
あらためて、八十八夜と夏が近いことを唄から実感いたします。
この唄は、茶摘み唄。
この日に摘んだお茶は、健やかな気がいっぱい詰まった長寿のお茶。
八十八という字は「米」に通じます。
八十八歳は米寿のお祝いでも知られていますね。
「八十八」は、末広がりな数字が重なることから、縁起物とされています。
※こちらの更新は、今年の4月にしたものになります。