梅香る季節、湯島天神てんじんのお膝元にある「つる瀬」

むすび梅、ちょっと小腹がすいた時に食べたくなる一品。

冷凍もできるので、重宝しています。


テレビで推薦され、一層早くに売り切れるようになり、

立ち寄った時間によっては遅くて買えないこと多々あり。

個数が欲しい場合は事前予約必須。


お店のHP解説には、「梅干しには種が入っております」

丁寧に記されている。


ということで、

「梅は食うとも核(さね)食うな、なかに天神寝てござるカリカリ梅

と記しておこうかな。




 通っているお稽古の一つ、和裁。立春を迎える頃、

 色無地単衣が完成いたしましたステッチ ヤッター!
 

 このようにしてみると、随分気をつけて縫ったつもり

 だけれども、ちょっと糸こきが甘いな・・・・・・。

 袖周りがつっぱっているように感じます。

 

 年数を重ねて通い、ある程度仕立てたいものを好きな

 ように縫わせてもらっている様子は、後から入られた、

 ひたすら運針に励んでいらっしゃる他の生徒さんたちに

 とっては憧れもあるようで、非常に完成に注目され、

 楽しみにもしてくださっているのが、よくわかります。

 私も通い始めたばかりの頃、そうでした。

 


何年経ってもまだまだで・・・・・・。

修練! 修練! と思っています。


お裁縫の上達を願い、二月八日は針供養へ出かけます。

お裁縫に携わっている人達が、大きなお豆腐に

供養の針を刺しに(納めに)、訪れます。

二月の風物詩の一つといっていいですね。


毎年この様子を見ると、

「うわー、皆さん頑張っていらっしゃるなー!」

感心するのと同時に愛おしくなります。


色とりどりの待ち針、タイプも様々、どれも本当に可愛い。

沢山の方がお裁縫に携わっていらっしゃるのだなと

感慨にひたります。



簡単に。

針供養とは一年間使った針を休め、使えなくなった針は

淡島神に納め、供養する日。多くは二月八日に

行われます。


和歌山県の加太神社(淡島神社)に始まったと伝え

られていて、女性を加護する淡島信仰にゆかりの神を、

針才天女と伝えたところから、女性に縁の深い

針の供養を行うようになったといわれています。







 

 供養のぬい針1・2本をご用意ください


 その他の針・医療用針

 容器等

 お持ち帰りください




 


毎年のことですが、この注意を目にする度、 

医療用針ッ?!」 と、ツッコミたくなってしまうのですが、

いらっしゃるのですよね・・・・・・。


「お裁縫の!」ですから・・・・・・。

 

以前、前に並んでいらした方が、カッターの刃を持ち込まれていてカッターナイフ 

「それはもはや、針ですらない」と、心の中で静かに呟きました

豊かな想像力と、柔軟な解釈はすごいことだけれども、

趣旨を理解することが大切。

知識、情報は正しく得てもらいたいものです。




さっ、一枚仕上がり、お参りもいたしましたので、

もう一枚単衣を縫いましょう。今度はこちら矢印

茶系の縞のものを。


目標は8月の終わり、9月に入る頃までに。

丁寧に、綺麗に仕上げたいと思います。








 今度の週末は受講者の皆さま方と、ランチ会。


 フレンチのテーブルマナークラスを開催している

 レストランARGOで総料理長を務められていた

 山下シェフが、外苑前にオープンされたお店

 AIX:S にてフォークナイフ


 先日事前お打合せを兼ねて、出かけてまいりました。



 


 オーナーシェフとなられたことによって、山下シェフの

 個性が一層きらりと光るお料理が期待できそう。


 今度のランチ会の目的は、かつてクラスで学んで

 いただいてから更に時が経過したことによって、

 気になった最近の傾向や、外食産業が豊な日本

 だからこそ、注意しておきたいことなど、情報や

 考え方をアップデートしてもらうため。


 これからの時代、発信されている情報が正しいか否か、

 自分自身が正しくジャッジできるようにならないとね。

 鵜呑みにしてはいけないこと、多々ありです。

 そのようなこと、昨年強く感じていた次第です。


ご縁あっていらしてくださった受講者様方に、私の立場でできることは、

傾向に敏感になって、検証して、正しく伝えていくこと。

そして受講者様ご自身の認識を高めていただき、

正しい判断力を備えていただくこと。




それができるようになれるのか、否かで、

それぞれの方がアウトプットされることの説得力や

選択に異なりが出てくるでしょう。


今回は、「ランチ会なので」と断りを入れさせていただき、

「簡単なレジメにいたしますね」とアナウンスして

おりましたが、結局、普段テーブルマナークラスで

お配りしているテキスト並みの資料になりました。


ご参加くださる皆様、ご期待くださいませ。

良いひと時をご一緒できますこと、私も楽しみに

しております。