十二月二十四日、今夜はクリスマスイブクリスマスツリー

明日はイエス・キリストが誕生した日とされています。


実はイエス様が生まれた日は、はっきりしていない

のだけれども、のちにローマ教会によって25日に

定められたとのこと。ちょうどヨーロッパの冬至祭のころ。


救世主の誕生が、太陽の復活に重なる。

どこか、私たち日本人が「冬至=一陽来復」

捉えるのと同じだなと思うものがあります。


お誕生日はおめでたい!

ということで、最初の画像は「鯛鯛で。




 独立をして十一年、「(多)忙しい」という言葉は

 怠け者の遁辞であると弁え、使わないようにして

 きたけれども、解禁。忙しい十二月でした


 でも、なんだか今年は周囲もみんな慌ただしい様子。

 気が付けば、もう今年もあと一週間。アッという間です。


 年内最後のクラスを昨日開催。

 会食倶楽部 咲  「冬至正月 ~一陽来復!~」。

 また何回かにわけて、準備からいただいたお料理、

 そして私が準備した盛りものなどご紹介しいたいと

 思います。

 


探しに探し回って、やっと手に入れた獅子柚子琉球獅子

幾つも百貨店を見て歩き、たった一つ、たった一つだけありました。


飛びついて、

「これは私のものー!」と奪うように買い求めた翌日、

余所の百貨店で、山積みになっていました。

しかも、私が買い求めたものより、300円もお手頃だった・・・・・・。


そしてその二日後、地元のダイエースーパーでも山積みになって

売られていました・・・・・・。


忘れよう、あの苦労をバイバイ


どうやら、「(販売)解禁日」があるとか?


でもいいんです。

一生懸命探して巡り逢った獅子柚子なんですから、ご縁です。

感謝して使わせていただきます。



会食倶楽部の開催場所は、品川にある、大志満高輪店。

長年お世話になっております。


冬至正月をテーマとした会食であること。

一陽来復のお札を、受講者様にお配りすること。

柚子や南瓜などが使われたお料理を希望すること。

年末であることから、「運盛り」を提供したいこと。

事前にこれら希望を調理長にお願いをし、あとは全て

信頼している調理長にお任せです。


こちらの一皿は、「酢の物」、柚子釜です。

柚子ゆずを一つ、贅沢に使うお料理。

綺麗にくりぬかれていることにも、

器と蓋の対比バランスが素晴らしいことにも感動です。

※お料理の撮影は、事前にお断りしましょう



 あえて柚子釜と一緒に写したお札は、前日私が

 早稲田の穴八幡宮で、いただいてきたもの。


 穴八幡宮の「一陽来復」のお札をいただくことは、

 私の毎年の大切な年中行事。


 今年は、年内最後のクラス(会食倶楽部)の際に、

 ご参加者様にもお配りすることをお伝えし、皆さまの

 分も、頂戴してまいりました。




 



 二十二日、二十四節気二十二番目「冬至」。 

 朝方四時。


 前日、個人的な忘年会があったことから、戻りが遅く、

 一時間ほどの仮眠の後、身支度をして出発。


 穴八幡宮まで、徒歩で約40分歩く

 タクシーにでも乗ればいいのですが、

 いつも歩いて向かいます。


 途中の公園で撮影。





今年は驚いちゃうほど早朝より

多くの方が並ばれていました。


例年ですと、販売開始5時前の

段階で、500人から700人ほど

先に並ばれている方がおられ

ますが、今年は目視で捉えた

印象として、1,000人は超えて

いたと思います。


毎年お見かけする警備員の方も、

「今年は一体どうしたんだッ !?と 大変驚かれていました。


私も想定外すぎて、びっくりでしたあせる

なんだか、これまでとは全く異なる様子、雰囲気に、

「別物」としてかわったのだと、改めて認識した感じです。


 


 自宅、家族、身内、受講者様分を買い求め、一安心。


 この後、また長蛇の列に並び、本殿で参拝。

 「社殿内、撮影厳禁」と厳しく禁じられているのに、

 何度もカメラのフラッシュが社殿内全体に反射し、

 悪目立ちしていることが気になります。






 沢山の屋台が並んでいることも、そのお店を一つひとつ

 覗いて見るのも楽しみの一つ。


 毎年決まったお店で、キンカンの砂糖漬けを買い求めて

 いるのですが、今年は砂糖漬けになっていない!


 伺うと、実りが遅く、砂糖漬けが間に合わなかった

 とのこと。残念ではあるのですが、それも今年

 ならではの結果。今年結実したものをありがたく頂戴し、

 その結果を改めて実感することも大切だなと。





穴八幡宮での参拝、買い物を済ませた頃には、

東の空は明るくなり、始発で駆け付けた人達でまた

お札を買い求める列はのびていきます。


この幟が、またあじがあって、いいんだなぁ~。


私はこの日、翌日の会食倶楽部のための準備、買い物で

またバタバタと動き回る大忙しの一日となりました焦る


用意したもの、床の間の盛りものなどのご紹介は、

また次の更新にご期待くださいませ。