早いもので十一月も最終週。

週末には一年の最後の月、十二月に入るんですね。


今年の酉の市は、三の酉まで。

その三の酉は、月末の三十日えべっさんです。


あの独特の賑やかさ、結構好きです。

夜中だけれども、近隣周辺も、この日はその騒々しさを

大目に見てくれるものがありますねウィンク 運気を呼び寄せる

ための行事ですから、寛大に。そして賑やかにするから

こそ、運も呼び寄せられるのでしょうカモン


***************************


周囲から、「ブログ記事にハッシュタグをつけるといいわよ」

なんて勧められて、「それナァニ?」なんて言っちゃうほど

ネットやそれらツールに疎い私だけれども、

勧められるまま、つけられるだけつけてみたら・・・・・・



 本日(11月27日)

 前回の更新記事が

 
 懐石料理部門  18位

 日本料理部門  49位

 コース料理部門 66位


 ですって!


これまで特に「会食倶楽部」 に関しての更新記事は、

ありがたいことにランクインのお報せをいただいておりましたが、

同じ記事の更新を、三部門のランクに入れていただけるとは・・・・・・。

ありがたいですね涙


本当はもっと、もっと具体的に解説を交えて書きたいのですが、

やはり自己投資をしていらしてくださる受講者様に

最大のご提供をしたいのは当然の心理でもあり、

また、私が記載することを手がかりに、イージーに、

余所で、どなたかにアウトプットされてしまうことは

避けたいもの。


アウトプットするのには、十分なお勉強が事前に必要なものです。

そこに説得力が出ますからね。

プロなら尚更ね。


これからも、クラスのことなど、できる限りお伝えできること、

お見せできることは、ご紹介していきたいと思います。

宜しくお願い申し上げます。


**************************
 

さてさて、なかなか「・・・・・・その三」 から更新できずにおりました

先月末に開催いたしました

会食倶楽部 の様子に触れたいと思います。

 



 会食倶楽部は、食礼 咲が運営するテーブルマナークラス

 (フレンチ、日本料理)を受講くださった方がご参加になれる

 会員制のクラスです。


 季節のことや、文化的なこと、社会人として身に着けておきたい

 教養を中心に、学んでいただいております。


 受講者様は、お食事をしながら、講義に耳を傾け、感受性を豊に、

 感性を磨きにいらっしゃっています。






今回「その四」では、ちょっと器について触れたいと思います。


 

 こちらの画像は、煮物、治部椀に使用されたお椀です。

 ※店舗での写真撮影は、必ず断りをいれましょう

 

 前回の更新時にもご案内したのですが、このお椀が

 提供されるのは、「秋」の時期だけ。


 日本料理を召し上がる際、ぜひぜひ、ご用意

 いただいた器や盛り付けも、鑑賞してみてください。

 

 目食ねウィンク

 

 

 

武蔵野の風景ススキ

 

手前に描かれたススキは、鑑賞する習慣があれば、

すぐに目に留まるでしょう。

秋草の合間に金色で点点と描かれている様子、

確認できますか?

 

これは一体なんでしょう・・・・・・。

 

これも、ただ「点」だと思わずに、秋ならではの象徴(自然現象)を

抑えておかれると、みた時に、より一層情緒を感じることができるでしょう。

 

 

日本料理は、高い技術力を活かした一つひとつの丁寧な施しと、

季節の食材のうま味を引き出した繊細なお味を満喫して

いただきたいのは勿論のこと、

まず目に飛び込む、季節を取り入れた盛り付けの素晴らしさや、

用いられた食器、その器遣いの鑑賞と意匠の読み取りまでができると、

一層豊かな気持ちでいただくことができます。

 


 こちらは、

 この日ご用意いただいたお献立、

 「揚げ物 海老真蒸と茄子の揚げ出し もみじおろしもみじ
 に使われたお椀です。

 調理長に、事前にお願いをして出していただきました。


 金と銀の円が交互に描かれたモチーフ。

 魯山人が生み出した有名な「日月椀」。

 そのタイプのものを受講者様にも認識を高めて

 いただきたく、ご提供をお願いいたしました。





受講者の皆さんは、クラスへいらした当初、

「食べ方」「振る舞い方」を洗練させたくって、

お越しになったものです。


けれども、日本料理の場合においては、その時々で

ご提供いただくお料理の食材も、盛り付けも、

そして使われる食器が大きく変わることに、

大変感動され、その気づきがモチベーションとなって、

「もっと色々知りたい!」という思いで会食倶楽部へ

お出掛けくださっています。



「焼き物 秋鮭の粕漬け鮭

こちらのお皿からも、秋を感じ取ることができますね。

いかがですか?


日本料理屋さんへお出かけになった時、

会席料理(コース料理)をお願いされると、お品書きが

基本的には用意されると思います。


ぜひ、それもじっくりご覧になってくださいね。

「秋鮭」

そのように記されている点からも、季節を感じ取れる

かと思いますichou☆☆

 




 「食事  
赤飯お祝いのご飯☆☆ 味噌椀 香のもの

 この日は、七五三千歳飴をテーマに講義をさせていただき

 ましたので、お食事にはお赤飯をお願いしておりました。


 皆さんといただいたのは、調理長が炊いてくださった

 お赤飯ですが、こちらは私が受講者の皆さんに

 ご紹介した白金台の福茶屋さんのもの。


 小豆あずきではなく、腹が割れないささげを使ったもの。

 縁起をかついでね。

 

 この日、皆さんに召し上がっていただいたお赤飯も、

 ささげで炊いていただきました。

 

 



 「食後   柿

 柿、「嘉来」とも書いて「カキ」。

 七五三ですからね、縁起がいい。


 それにしても、毎度毎度思うことが、

 日本料理屋さんで出していただく果物って、

 どうしてこんなにも、ジャストタイミングのみずみずしさ、

 ちょうど良い歯ごたえで、甘くって、美味しいんでしょう!


 今回も本当に美味しかったです。

 大変ご馳走様でした。




クラスの後は、必ず調理長へ皆さんが寄せてくださった

ご感想とお礼状を、感謝の気持ちを込めて、お送り

しております。次回の企画とともに・・・・・・。


今回私が用いた葉書は、魯山人の作品、

「雲錦鉢」もみじ紅葉もみじ








会食倶楽部、次回は年末!

今度は「冬至正月 ~一陽来復!~」です。

ただ今、テキスト作成中。


お申し込みも定員に至り、満員御礼

受講者の皆さま、どうぞご期待くださいませ。











 会食倶楽部 へのご参加をご希望くださる方は、

 まずは食礼 咲が運営するテーブルマナークラス

 (フレンチ、日本料理)を受講ください。


 気持ちよくご参加者の皆さんとお食事をするためにも、

 まずはマナーや作法を身に着けていただいております。


 もちろん、テーブルマナーにご興味がおありになる方の

 ご参加も、大歓迎です。