夏の「つゆ」とはまたことなる秋の「つゆ」。
日に日に、秋らしい気候となってきましたね。
実感としても「秋」が感じられるこの頃から、私も
日本料理のテーブルマナー所作クラス では、盛り付けの
説明や、椀物の蓋をあけた時にみられる情景から、
どのように「露」を感じ取っていくのかをお伝えするように
しています。
日本料理は、上手に食べられることだけではなく、
盛り付けの意匠、季節感を感じ取れるようになる
ために、自分自身に備わっている「豊かさ」が
ものをいいます。
一度受講にいらっしゃると、一年を通して学びに
いらっしゃることが多い日本料理のテーブルマナー所作クラス。
ご熱心な方は、回を重ねて学ばれ、ご自身の感受性を鍛え、
感性を磨きにいらしています。
会食倶楽部 のために、気持ちは焦りつつ、
でも行動はのんびりしながら準備をしている
最中(さなか)です。
※お申し込み者の皆さん、なぜあえて「最中」とここで記したのか、
会食倶楽部当日、耳をダンボにしていてくださいね!
こちらのクラスは、ご熱心なリピーター生のために
開設した、会員制のクラス(拘束のない社会人のための
会食を通した学びの倶楽部)。
今回のテーマは
「菊酒をいただき、長寿長命を願う」。
今、菊づくしのために、様々な菊を集めているところ。
その一つは、京都、鍵善良房 さんの「菊寿糖」。
会食倶楽部用に取り寄せた後に、更に追加で個人的な
贈答品用としてもお願いしてしまったという・・・・・・。
やはり良いお品物ですので、重なってしまった送料が勿体ない(!)、
とは内心思いつつも、やはりこちらを差し上げたいなと、
躊躇わず、再発注。
なかなかジャスト&パーフェクトなものが販売されて
いないため、「作りますか・・・・・」と、作るにも素材を
探すところから
子供用の帯揚げ、画像からは確認しづらいですが、
「流水に菊」を偶然みつけ、迷わずこちらをゲット。
期待していなかったところに、菊節供にふさわしい
モチーフでラッキーでした。
えへへ、実はリサイクル品だったため、1,000円という
嬉しいお手頃価格
私としては、新品よりもその方が味わいがあって更に良かったのです。
しますが、これには紐と結びが不可欠で、縁起を
かついで「菊結び」。
でもでも、買い求めた帯揚げに合う紐もこれまた探し回り、
妥協して、妥協してこれにしたけれども、どうも納得でき
ない、なんともいえない解消できないムカムカな思いを
抱えている現在・・・・・・。
結局、九日に間に合うことを願いつつ、改めて京都から
取り寄せている別の紐の到着に期待を寄せて、現在
気持ちをなだめているところです。
「紋切り型」
エクスプランテ
さんから、様々なシリーズで販売されて
いるのですが、私が最初に買い求めたのは、10年も
前だったかな。
新しいバージョンで、「日本の行事」と「咲く」がありました。
こちらからも幾つかの型を利用して、会食倶楽部当日に、
使いたいと思います。
この紋切りがとっても映えたんですよねぇ~
やはりひと「手間」が入るのって、
いいものです。
さぁ、今度の九日の様子はどのようになるでしょうか。
準備は正直、けっこう時間も労力も、そしてお金も(コソッ)
かかり、ちょっと大変でもあるのですが、間違いなく
ご期待を寄せてくださるお申し込み者様のお陰で、
会食倶楽部も、行事そのものも一番楽しませてもらって
いるのは、私です。
皆さま、いつもありがとうございます。
今週末、どうぞご期待くださいませ!