土用半ばにはや秋の風どんぐり

早いもので明後日は八月一日、八朔

その約一週間後の七日は「立秋」です。


昨日の隅田川花火大会は雨の中開催され、花火

四年ほど前のゲリラ雷雨のような状態にならなくって、

良かったよかったと。毎年、思いだします。あの年の、

高橋真麻さんの、吹き飛ばされそうになりながらの、

必死なズブヌレ中継リポートのことを雷雨


雨天中止。その場合は翌日30日に順延。

とはなっていたけれども、18時過ぎに「開催」告知の

空砲がドーンと東京の空になり響き、

「やるんだ・・・・・・(けっこう雨が降っているけれども)」

「きっと大人の事情が諸々盛りだくさんあるんだろうな・・・・・・」

「第40回だしね」

なんて思いながら、ベランダから眺めていました。


スーッと吹く夜風はちょっと涼しく、

秋が近づいていることを、花火を眺めながら、実感いたしました。




その翌日の今日は、 『アドヴァンスクラス』
一環

として、ホテルオークラ、ラ・ベル・エポックにて、

受講者の方々と『クレープ シュゼットランチ会』開催。


普段のテーブルマナークラス、お勉強会とはまた異なった

コンセプトのため、シャンパーニュ(泡)で乾杯シャンパン


【本日のMENU】

●食前の一品

●本日の前菜

●クリーミーなカボチャのポタージュ

●愛媛県産コチのポワレ クレームドコキヤージュの泡

●アヴァンデセール

●伝統の技“クレープ シュゼット”

●コーヒーと小菓子


なかなか出かけられない、お声掛けできそうな人が身近にいない、

タイミングが周囲とあわない、個室までは利用できない などなど


マナークラス受講後、出かけたいけれども、

お出かけできずにいらっしゃる方は多く、ランチ会の

開催に期待を寄せてくださる受講者様は、

「機会を設けてくれるからこそ、出かけられる!」 

と、おっしゃってくださいます。


オークラの、「伝統の技、クレープ シュゼット」は、

私もはじめて。

受講者様共々、期待をとても寄せておりました。


皆さんのご期待があったからこそ、

私もいただく機会に恵まれたと思っておりますいただきます




 贅沢な量のバターに、フレッシュなオレンジジュース、

 そして4種類のお酒(ブランデーにリキュール)を使い、

 目の前で最後の仕上げがなされます。


 普段ご担当くださる方が、調理してくださるから、

 なお一層親しみも感じられ、また普段のコース料理では、

 拝見することができなかったその手際の良いお姿が

 これまた素敵で、「身内だったら、サイコーGood!

 なんて思ってしまったりもしました。


 絶対に、会う度に「作ってぇぇぇ~」なんて

 おねだりをしちゃう、厚かましい身内になって

 いたことでしょう。



オレンジの甘酸っぱい酸味と、ブランデーとリキュールの

香が利いたソースが、バニラビーンズがしっかり入った

アイスにかけられ、それぞれのうま味が混ぜ合わさった

ハーモニーの素晴らしさは筆舌に尽くし難い! ハートハートハート


これはですね、これは・・・・・・

ぜひぜひ召し上がってみてください!


受講者の皆さまと、「飲むように食べてしまった」

感想を言い合うほど、ソースのお味も、香りも

素晴らしく、お皿に残ったソースがもったいないので、

「次回は内緒でゴムべらを持ってきましょうゴムべら

コソッkとジョークを交わしました。


手際の素晴らしさの一つが、食材には直接手で触れないこと

よって、オレンジの皮を剥く時もフォークで刺して持ち、

クレープもナイフとフォークを使ってたたんで、綺麗に並べる。

これはできない! 


皆さんと、「私なら、手でパパッとたたんじゃう・・・・・・」

なんて都度感心しながら、楽しく盛り上がり、

15分ほどの調理演出を楽しみました。


ホテルオークラ、ラ・ベル・エポックの皆さん、

いつも担当してくださるTさん、素晴らしいひと時をありがとうございました。




 明日31日からホテルオークラ東京

 アスコットホールにて開催、『佳人礼讃』展。


 ホテルオークラの大倉集古館は、現在改修中で

 休館していますが、日本で最初の私立美術館で、

 大倉喜八郎氏、喜七郎氏は、大変な蒐集家で

 いらっしゃいましたから、素晴らしい作品をお持ちです。


 私の好きな松園、清方、深水なども今回観られるので、

 非常に楽しみです。ランチでもしながら・・・・・。

 ホテルで開催される展覧会は、そのような時間の

 過ごし方も、期待できますね。