桜始開(さくらはじめてひらく)。昨日二十五日は、

七十二候でいう「桜の花が開き始める」頃。


本日は受講者の皆さまとご一緒に、毎度クラスで

お世話になっている大志満高輪店にて、

「桜づくしの集い ~日本料理を通してお花見をしよう~」

開催いたしました桜咲く

※会食倶楽部 咲のクラス


お忙しい中ご参加くださった皆さま、

本当にありがとうございました。




お天気は一日雨でしたが、それでもお花見を楽しめるのが、

このようなお席。


晴天のお花見だけでなく、色々楽しみ方があるもの。

そのような方法も知っていただきたいと思った企画でした桜






今回は、以前より「特別献立で」とお願いをしていた

「桜づくし桜*のお料理。


調理長のご配慮で、個室には大ぶりな

桜のいけばなが用意されていましたきらきら

ありがとうございます。ありがとうございます。


普段は開けられた障子が、本日は閉じられた状態で。

「先生、今日は事情があって閉じております」

「開けないでいてくださいSTOPと入店時、お店の方から。


受講者様が揃われた段階で、ジャーンと障子を

あけてくださり、こちらの山桜がお庭を背景に登場。

もうみんな感動、感動、感動・・・・・・。

「おもてなしですねぇ・・・・・・」と。


このような長年のお付き合いから得られる、格別なおもてなし。

期待を裏切ることなく、私も一層精進しなくてはならないなと

強く思うものがあります。




床の間は、私がしつらえさせていただきました。

桜の枝を入れた春のお花に、蝶々蝶々














テーブルには、お取り寄せした桜の落雁c.blossoms*と、

老舗和菓子屋さんに特注した桜の花びら桜

蝶々の落雁ちょうちょ


そして紙の折敷もさくらが描かれたもの。

本日ご用意したお懐紙は、桜の型押し桜


桜、桜づくし桜です。






お吸い物椀。

こちらにも、桜の花びら桜

この一時にしかお目にかかれない

貴重なお椀。


そのような貴重な機会に触れられる

喜び。本当にありがたいものです。





お酒冷酒も沢山いただき、皆さんご機嫌なご様子に。

きっと桜の精霊c.blossoms*もこのお花見の様子に励まされ、

力がついたことでしょう。


これから稲作稲穂が始まる季節。

秋の実りにむけて、良いお花見(予祝)ができました。