七十二候でいう「桜の花が開き始める」頃。
本日は受講者の皆さまとご一緒に、毎度クラスで
お世話になっている大志満高輪店にて、
「桜づくしの集い ~日本料理を通してお花見をしよう~」
を開催いたしました
お忙しい中ご参加くださった皆さま、
本当にありがとうございました。
お天気は一日雨でしたが、それでもお花見を楽しめるのが、
このようなお席。
晴天のお花見だけでなく、色々楽しみ方があるもの。
そのような方法も知っていただきたいと思った企画でした
「桜づくし」のお料理。
調理長のご配慮で、個室には大ぶりな
桜のいけばなが用意されていました
ありがとうございます。ありがとうございます。
普段は開けられた障子が、本日は閉じられた状態で。
「先生、今日は事情があって閉じております」
「開けないでいてください」と入店時、お店の方から。
受講者様が揃われた段階で、ジャーンと障子を
あけてくださり、こちらの山桜がお庭を背景に登場。
もうみんな感動、感動、感動・・・・・・。
「おもてなしですねぇ・・・・・・」と。
このような長年のお付き合いから得られる、格別なおもてなし。
期待を裏切ることなく、私も一層精進しなくてはならないなと
強く思うものがあります。
床の間は、私がしつらえさせていただきました。
桜の枝を入れた春のお花に、蝶々
テーブルには、お取り寄せした桜の落雁と、
老舗和菓子屋さんに特注した桜の花びらと
蝶々の落雁
そして紙の折敷も桜が描かれたもの。
本日ご用意したお懐紙は、桜の型押し
桜、桜づくしです。
こちらにも、桜の花びら
この一時にしかお目にかかれない
貴重なお椀。
そのような貴重な機会に触れられる
喜び。本当にありがたいものです。
お酒も沢山いただき、皆さんご機嫌なご様子に。
きっと桜の精霊もこのお花見の様子に励まされ、
力がついたことでしょう。
これから稲作が始まる季節。
秋の実りにむけて、良いお花見(予祝)ができました。