早いもので先週19日、土用入りしましたね。暦の上では、秋間近。そして22日に「大暑」をむかえ、文字通り暑気が極みに達する日々となりました晴れ

 

えーーっと、ブルーインパルスが二機映っています・・・・・・。アハハハハ!

 

マンションの屋上からは、基地である練馬方面、そして都内全域を気持ちよく見晴らすことができ、飛行状況を全て眺めることができたのですが、待機中にスマホの温度が高くなったことから、カメラが機能しなくなりました。

 

カメラが復活した時、スモークによる五輪が描かれた直後で、それぞれ一機ずつ上昇しながら集合していく様子のみ撮影することができたのがこの一枚。

 

お天気、とても良かったですグッ (としか、この画像から伝えられなくって、ごめんなさいあせる

 

そして、とてもエキサイティングで、朝からいい思いをさせていただきました。ありがとうございました。操縦士の方々を始め、整備などに携わった皆様に、改めて御礼申し上げます。

こちらは、毎年後楽園ドームで開催されているテーブルウェアフェスティバル、昨年2020年の様子。

 

昨年2月上旬のこの頃は、日本においてコロナがここまで世の中全体的に、また長期的に影響が及ぶとは、想定できない状況でした。

 

まさかオリンピックが中止になるとは露とも思わず、毎年楽しみにしている黒柳徹子さんと、ビーズ刺繡デザイナーの田川氏によるコラボレーションのテーブルセッティングは、オリンピック(パーティー)がコンセプトでした。

 

で、華やかでした! 素晴らしいプロデュース力とセンス。

 

本当は、本当は、そのようなキラキラで明るい気持ちの期待度だったものが、開催が近づくほど満身創痍状態救急車で、よくここまで漕ぎつけたなと思うほど。

 

開催できて何よりです。始まって早々、幾たびも胸にこみ上げる熱いものを感じ、目が涙で霞んでいます。トシかな・・・・・・。

 

オリンピックが始まる直前、街中が今後混む可能性も考えて、母と一緒に三菱一号館で開催されている『三の至展』を観に出掛けました。

 

岩崎家ご贔屓の、ジョサイヤ・コンドルによる設計図も手がかりに復元された建物は、本当に美しい。モダンなビルディングとの共存も調和がとれています。周辺の樹木も成長したなと、改めて感じました。

 

入場は予約制。驚くほど人数が制限されていて、贅沢に鑑賞させていただきました。このような機会は、なかなか得られません。

 

「さすが岩崎家、恐れ入っちゃいます」この一言に尽きます。国宝12点って・・・・・・。の美しさに目を奪われ、岩崎家が所有するまでの背景にも、様々なストーリーがあって、そこに登場する人物がこれまた凄い。

 

あの人によって選ばれ、あの人の手に触れ、そしてあの人が使い、それをあの人のあの人が受け継ぎ・・・・・・。なんて、ロマンに溢れています。

 

美術館に併設されたカフェ1894、事前にランチの予約をして、伺いました。※お断りを入れて、店内とお料理を撮影いたしました。

 

普段ならば、席間隔も近く、多くの人であふれている人気のカフェ。こちらも申し訳ないほど贅沢に間隔が設けられ、同行者とも対面ではなく、対角になるかたちで、4名席が提供されました。

 

こちらのカフェで、このような贅沢利用は、本来考えられません。ある意味、今が一番豊に過ごせる状態。

 

制限は、やはり以前のような同行者との楽しい会話の厚みと声のボリュームといったところでしょうかね。まだ暫くそれはね、どちらにおいても。すっかり「囁き」に慣れてしまいました。ここにかかる制限で醸し出される人々の様子、雰囲気は、やはり不自然なものだなと。

 

帰り道、有楽町方面は、オリンピックの影響で、通行止めになっている車道があちらこちらに。母が普段、有楽町方面で便利使いしているバスも、パラリンピック終了まで、休止中。高齢者にとっては、次のバス停まで歩くのは、難儀なことです。

 

暑さも厳しいので、暫く母を(刺激を与えるために)連れ出すのは控えて、自宅でオリンピックを観戦しようと思います。

 

新盆だった我が家。今年は、これまで以上に気持ちを込めてお供えいたしました。お家時間を満喫していきたいと思います。

 

厳しい暑さを、上手に乗り切っていきましょう。

五月雨(六月の長雨)が続く六月雨。雨に濡れるが美しいなと思いながら過ごしていました。

クラス開催を見合わせている中、今月は多くの会員の方々よりメールやお手紙を頂戴しました。

 

「いかがされているかしら?」と思っていた矢先だったので、以心伝心のようで、嬉しいです。

の葉書を頂戴しましたので、手紙をしたためました。小原古邨の葉書も一緒に。読み返したら、日本人のDNAに響く(はず)のキーワードが後半の文章にふんだんに入っていました。響くかな、過去の教えが改めて伝わるかな。ハテフー。

 

六月は、ちょうど一年の半分を過ぎる時期。祓いの行事や、風習が色々あります。

 

紫陽花を使った健康祈願のおまじない。ここ数年、母が熱心に続けています。詳細は他所にゆだねますので、気になる方は検索してみてください。

 

半紙で包んで吊るす。新旧交代です。

 

その母と一緒にちょっと近所へお出かけ。東洋文庫へ。蔵書が素晴らしい。圧倒される書棚。よく撮影にも使われていますね。※館内、撮影可能

 

コロナ禍で、友人たちとも会わず、ソーシャルコミュニティのアクティビティもお休み、父も亡くなり、一人っきりの母。時間は過ぎるし、過ごせるけれども、どこかちょっとポワ~ンとしているなと・・・・・・。

 

きっとそのようなご高齢の方は、今まで以上に多いはず。上手にコミットしないとね。メリハリ、刺激を与えないと。

 

毎日目にする耳にする「日本医師会」。実は家のすぐ近く。警察を挟んだ先に東洋文庫があります。

だいぶ前にはなるけれども、敷地内の建物が全体的に建て直され、とても良い環境。

 

東洋文庫のお庭の反対側に、同じ系列(三菱)、小岩井農場が運営するオリエント・カフェがあります。

 

ミュージアムからカフェをつなぐ通路は、アジアの多彩な言語による名言が記された「知恵の小径」があります。

 

一つひとつ読みながら辿っていくと、どれもこれも胸に響くもの、感慨深いものがあります。カメラに収めた一つは、11世紀テュルク語(ウイグル文字、中央アジア)のもの。

 

「智慧は善き盟友 知識は親しき身内」

ミュージアムショップには、この「知恵の小径」に刻まれた格言の小冊子が販売されています。その中からもう一つ。

 

「知識、それは減ることなき富 

 盗人、賊も奪い去れぬもの」 現代ウイグル語

 

子どもの頃から、教養を身に着けることの大切さを教えられました。「一生の財産、泥棒がきても、なにがあっても絶対に失わないもの」と。

 

同じ思想を共有する人たちがいる。その人たちの現実を推し量ると、複雑な思いが広がり、痛みが伴います。皆さんはいかがでしょう・・・・・・。

 

オリエント・カフェ、ご近所の方々が贔屓にされています。規模も雰囲気も対応もとても良く、ゆったりとした穏やかな時間が流れます。

 

母は数限定で、人気のあるマリーアントワネット(季節のお重)を。私はこれまた大人気のマルコポーロセット(ふわとろオムライス)を。※お断りを入れて撮影いたしました

 

お味が抜群に良く、品の良いボリューム(適量)が好ましい。下手に多すぎず、いいのです。こちらへお出かけになる場合、ダイレクトに入れる入口もありますが、ぜひミュージアムから(入館料をお支払いして)、「知恵の小径」を辿ることのできる入口をご利用になるといいですよ。

 

六月三十日は「夏越の祓」です。毎年、宮司様の奥様がお手製のお守り(護符)をご用意くださいます。ありがたいですね。

 

自宅で少し盛物も用意いたしました。宮司様にいただいた散り幣も活用しましょう。毎回、お祓いをしていただく時、宙に舞う散り幣が美しくって、美しくって、低頭を維持しなくてはならないのに、ちょっと首を上げて、舞う様子を眺めてしまいます。

 

「無病息災」のモチーフとなる六つの瓢箪。この帯を、今こそ着倒したい。

 

水無月の 夏越の祓 する人は 千歳の命 延といふなり  詠み人知らず

 

二十四節気「夏至」の日は、五月晴れ(梅雨の晴れ間)でした。短夜の季節。一年の中で最も昼の時間が長い日。それを実感できるゆっくりとした夕暮れでした。

 

この半年間の罪と穢れを祓い、これから息災で年末まで過ごせるよう、祈りましょう。

 

 

 

 

キュウリのが咲きました。関東も梅雨のような空模様になってきましたが、今年も夏野菜のベランダ栽培を楽しんでいます。

早いもので五月三十一日。今日は七十二候の「麦秋至」。麦の収穫時期。この頃になると、律儀に百貨店からお中元の案内(カタログ)が届きます。

 

ゴールデンウィークから緊急事態宣言が発令され、そして更にその期間が延長ともなり、百貨店もお中元販売時期に被り、だいぶ痛手を負うなと思っていたら、それぞれ上手に営業されていますね。

 

ゴールデンウィークは、根津美術館で「燕子花図」を会員の方々とご一緒に鑑賞することが恒例でした。昨年は自粛となり、叶わず。

 

「今年こそ!」と、久々にご一緒する予定でいた方と意気込み、オンラインでチケットを手配までしていたのに、残念ながらまた休館となってしまいました。

展覧会自体も、初日からたった一週間ばかりで閉幕となってしまい、本当に惜しいものです。今年は、締める帯まで展覧会に合わせて、 「八ッ橋」で決めようと準備していたのに・・・・・・。結局お出かけ自体もできないから、もう一本この時期用に用意していた鉄線の帯も締められずで、無念です。

 

でも、休館に入る前日は、チケットも完売、お庭のカキツバタはちょうど満開だったとのことで、訪れることができた人たちは、きっと昨年叶わなかった分も含めて豊な時間を過ごせたはず。そこに救いはあったなと思いました。

 

自粛が続く中で、仲が深まるのは家族や、やはりご近所の方が中心となります。

昨年父が他界し、一人暮らしとなった高齢の母の聴覚が、最近弱くなったなと感じることが度々あります。お鍋の音を感じ取れていないと感じたり、火を消すタイミングが少し遅いなと感じたり・・・・・・。

 

ご近所で、親しくしてくださっている80代のご婦人にご相談すると、「わかりますわぁ~」と。そして「ワタクシもよく台布巾を焦がしちゃうの・・・・・・」なんて。

 

あらら、あちらもこちらも心配あせる

 

簡易式のスプレー消火剤を数本取り寄せ、テプラで注意事項を大きく打ち出し、目立つように貼り付け、ご婦人と母に渡すことに。店舗では、エアゾール式はかえって取り扱いを誤ると危ないということから販売されておらず、基本的には消火器を勧めているそうです。

 

ご婦人に、「お届けしますね」と連絡を入れると、嬉しいことに帝国ホテルのレトルトカレーをご用意くださっていました。いつもいつもすみません、いいものを頂いちゃって。突然伺っても、パッと気の利いたものを用意できちゃうご婦人。ご意見もお振舞いも、洗練されていて、いつもお勉強させていただいています。

頂戴したレトルト、一袋90gという小ぶりサイズで素晴らしい。大変美味しくいただきました。ご馳走様でした。

 

先日、父の愛車を手放しました。クラシックカーで、私自身は購入当初、メンテナンス維持にとてもお手間も負担もかかることを認識していたので、大反対でしたが、本人が「どうしても」とのことで・・・・・・。車好きの男性のロマンって、けっこうメンドー汗

 

結局、本人は病に伏し、大反対していた私がこの一年半、毎週気が狂ったように洗車をしてピカピカにし続けてきましたが、今年に入ってもう悲しくなるほど、そして笑っちゃうくらい、あそこもここもと手がかかるようになり、「もうお別れしましょう!」と業者手配いたしました。

でも、なんだかんだ言っても、家族にとっても思い入れのある素敵なクラシックカー。最後の週末は、ちょうど父の月命日前日ともあり、母と姉と一緒にお寺へおまいりに出掛け、その後大好きな民芸品店「備後屋」へむかいました。

 

お店の前に駐車させていただくと、これまた和風クラシカルな建物と、外車クラシックカーのマッチングが、絶妙な趣を醸し出し、なかなかいい雰囲気でした。※写真は、お断りを入れた上で撮影しております

 

民芸品店に訪れる、独特な雰囲気を纏う男性のお客様方は、車のまわりをグルグルと回って熱心に眺めていらっしゃいました。その様子を、店内から姉と「フフフ、『売りますよ』」なんて冗談を言いながら眺めていました。

 

磨いてから出てきて良かった。最後に誰かに愛でてもらえて良かった。いいラストドライブでした。

 

我が家は車が無かったことがなく、これから母にとっては少し不便が伴いますが、高齢ですから、これで良しです。バンバンタクシーでも利用してもらう方が、家族としても安心。不便さを優しく上手に埋めていくのも家族の役割、家族だからこそさせてもらえることだなと。

若松河田駅近くにある備後屋さん、訪れる度、夢中になって店内を散策してしまう魅力的なお店。この日は、母、姉、私 それぞれが、それぞれの気が赴くままにお買い物。

 

母は富山県出身。富山、八尾和紙のペーパーバッグを購入。これがとても丈夫で優れもの。洋装にも合うので、お勧めです。姉は器を幾つか。私が購入したものは、また月日が経ったらお披露目したいと思います。

 

自宅に戻って、民芸品を改めて整理していたら、小さな赤べこが出てきました。チビすけの存在を忘れていました。すまぬ、すまぬあせる 今年は特に存在を発揮してもらいましょう牛

 

医療従事者、そしてご高齢の方のワクチン摂取が始まり、この異常な緊張も少しずつ緩和されていくことを願うばかりです。少しでも、従来の生活が早くに取り戻せますようにクローバー