皆さん、こんにちは。
週間フライディのおかげさまでいまでも多くの方が閲覧してださいます!
関わってくださった皆さんに感謝いたします。
興味がある方は是非2018年デジタル版フライディ7月6日をごらんください。
本日もクリックいただけたらうれしいです。
私はFUT(FUSS)は、もちろん今も行っています!
3月から隔週で土曜日の診察も可能になりました!
感染予防にピコ太郎さんの動画と、ヤフー検索での手洗いHP画像
https://search.yahoo.co.jp/image/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E6%89%8B%E6%B4%97%E3%81%84
を参考にされて、
正しい手洗い, ケイタイと靴底の清掃で感染予防、マスクで第三者を感染させるかもしれないことへの予防。
ワクチンや治療薬の出現まで、気を付けていきましょう。
遠方の方は来院のリスクを少しでも軽減させるため、メール相談していただければ
出来る限りの対応をさせていただきます。
nagaimethod@gmail.com
までお気軽にどうぞ。
今回は瘢痕性脱毛の治療に関して続きです。
テスト植毛を行うことの意義は、
①円形脱毛症の再発がないかを確認することと、
②移植毛を無駄に使わないことと、加えて
③患者さんに過大な期待を与えてしまわないことです。
そのため必要最小限のグラフトを同じ面積の部位に、同じ密度で植えて部位ごとの生着率と、
円形脱毛症の再燃がないかを確認します。
今回の部位は、耳の上のいわゆる側頭部といわれる部位です。女性の患者さんであるため
通常両サイドの髪の毛を束ねる髪型にしている場合は、
「けん引性脱毛」である可能性も否定できません。
その場合はマイクロスコープでの観察が鑑別診断のために約に立ちます。
けん引性脱毛の場合は、
一般的にひっぱる力(けん引力)が最もかかる部位を中心に、脱毛が広がります。
しかし今回の所見はばらばらでした。一方で脱毛してからの時間がかかっているため、
円形脱毛症に典型的な所見も見られません。
そのため、皮膚生検の診断である円形脱毛症を想定して、テスト植毛を行いました。
テストの移植毛であっても、通常と同じように既存の毛の毛流れ、毛の角度、毛の向き、
毛のキャラクターを考えて行います。
この画像で見られるのは新しい毛穴です。
今回の移植部は既存毛のメインは2本毛でしたので、移植部毛も2本毛を植えることにして、
0.9mmの線状毛穴を作成しました。
この画像はそこに移植毛を植えたところです。
毛穴を作るときの手ごたえも特に硬い感じはなく、植えた際の毛穴両側皮膚が
移植毛を掴む感じも良好でした。
この画像は後頭部です。
採取部位ももちろん既存毛の密度の25%以上の採取は行わない且つ、
均等な間隔で採取しています。
あとは経過を見て、円形脱毛症の再燃はないかに加えて、移植毛の生着率はどうか?
についても確認します。
ここで常日頃は私が使わない「生着率」ということばを書きました。
それは今回の場合は移植部位に正常な既存毛がほとんど生えていないからこそ、
計測することができるのです。
既存毛がある程度生えている部位では絶対計測不可能であることは、これからも変わりません。
今後は3か月、6か月、9か月と経過をおいかけていきます。
師匠のロンと。
2018年克誠堂から出版された
毛の治療の決定版の本 その名も「毛髪」
この中に私が話している事全てが書かれていたり、画像が載っていたりしています。
画像は私以外の先生方のものも載っているので、
本当の結果はどうなのか?密度は?自然さは?など
いろいろな比較が出来ると思います。
植毛オペ希望で来院された方には、詳しい説明をさせていただきます!
「チーム長井」では、いつも自分の家族や友人に自信を持って勧められる事、 これを更に高めていきました。
これは東京メモリアルクリニックで行う長井式植毛でも同じです。HPは順次更新中です。
https://tokyo-memorial.clinic/
逆に自分や友人には受けさえたくない事は絶対やりません。
これまで同様、患者さんだけでなく同業の方に対しても、大切な事を伝えていきます。
大切な事は結果です。 すばらしいスポーツ解説者が、一流のアスリートでない事と同様に、
すばらしい文言ではなく実際の画像が全てです。
こちらは 、はえぎわオペを受けてくれた女性のブログです。https://shokumou-girl.muragon.
更にこちらはご自身で長井式のオペを受けてくれた方のブログです。https://wakahagekaizen.com/
患者さん目線で、当院だけでなく他の院のいいところ、悪いところを説明してくれています。
勇気ある更新感謝しています。
真剣に学ぶ意思を持つ仲間と医師たちに、長井式植毛を踏襲してもらうべく努力を続けていきます。
植毛手術の全行程を一貫して行っている医師は私だけです。
それは確かに面倒ですが、
施術に関わること自体が楽しいからです。
もしご自身が選択した施術について知りたい時は、
担当医に毛の採取と毛穴作成だけでなく、
株分け、移植共に医師が行っているかどうかお尋ねになるといいと思います。
アメリカ毛髪学会専門医
アメリカ毛髪学会専門医試験官
アルタス公認国際インストラクター
長井正寿
Oral examiner of American bord of hair restoration surgery
ARTAS international ex-instructor
Masahisa Nagai
The Only Recognized Hair Transplant Surgery Certification Worldwide
Body hair extraction
more videos↓
https://www.youtube.com/channel/UCGHXUDvwIQmGd-Q8tUVeZyw
施術の説明:FUEパンチによって、ドナー部の毛穴単位で採取することで線状の傷を作らず、
とり過ぎによる密度のムラを出すことなく、良質なドナーを均等に採取する手術です。
麻酔は局所麻酔で行うため、術中の意識もあり最も安全です。
施術の副作用(リスク):施術に伴い、痛み、赤み・熱感、初期脱毛、切れ毛・抜け毛、つっぱり感、感覚の鈍さ、
施術範囲のざ瘡の悪化、コメド、毛嚢炎、膨隆、色素沈着、点状出血、内出血、腫脹、灼熱感、瘢痕が生じることがごくまれにあります。
施術の価格:960、000円