植毛あれこれ かさぶた | AGA 薄毛・抜け毛 なら自毛植毛 専門医 長井正寿 アメリカ毛髪学会専門医

AGA 薄毛・抜け毛 なら自毛植毛 専門医 長井正寿 アメリカ毛髪学会専門医

アメリカ毛髪外科学会専門医の長井正寿です。私自身、治療薬と植毛を受けた効果で薄く見えなくなりました。
実は親父もじーちゃんもつるっパゲという正真正銘のハゲのサラブレッドです。
【2020年11月25日のホンマでっか!?TVにAGAの名医として出演】

テーマ:

おはようございます。

 

「かさぶた」とは出血した血液が固まったものです。

 

そもそも植毛では新しい毛穴を作成すること自体が、頭皮に穴(毛穴)をあけるので

この作業で必ず出血は起こります。

 

オペ後一日目のかさぶた

 

しかし毛穴のサイズと移植毛のサイズがほぼ同じであれば、出血は最少ですみますので、

結果かさぶたはほとんど出来ません。

「長井式オペ直後かさぶたなし」

「オペ後1日のかさぶたなし」

「オペ後1週間かさぶたなし」

 

しかし、一般的な植毛で作る毛穴は移植株と比べて大き目です。

その為、植えるのは簡単ですが、かさぶたが出来るのです。

 

元々我が作る毛穴と移植毛を同じ大きさすることの意義は、「適切な接着」の為です。

 

移植した組織が生着する為に重要な要素が接着なのです。

これが適切であれば、生着率が改善することは明確です。

 

かさぶたが出来ないという事は副次的なものですが、

結果患者さんがすごしやすくなるのであれば、幸いだと思います。

 

一般的な植毛で作成される毛穴と面積は

①注射はり22G 約1mm径のホール 0.5mm×0.5mm×3,14=0.785mm2

 

②植毛針 A 約1mm内径                 外径を加えると 約0.8mm2

 B約0.9mm内径 0,45×0,45×3.14=0.635mm2外径込で約0.7mm2

 

③ 0.63mmホール             0.315×0,315×3,14=0.311mm2

 

④長井式で使用する0.8mmマイクロブレード 0.8mm×0.13mm=0.104mm2

             0.9mmマイクロブレード0.9mm×0.13mm=0.117mm2

 

敢えて計算してみると、このような結果になります。

特に世界最小の毛穴と言っている③は0.311mm2

④は大きい方でも0.117mm2 どちらが小さいかはこの数字が明確に物語っています。

 

面倒でも大変でも、結果が変わるのなら我々はその手間をいといません。

しかもやっているうちにどんどん時間短縮は出来ていきます。

 

 

 

左から20G、22G針、ノクトールブレード、長井式でのブレード1.0mm、0.9mm0.8mm

 

何がいい悪いではないのです、ただ結果が出る為の努力を欠かさないことが大切です。

 

年末から今年始まり、なんと2つも新しい移植のTIP(コツ)を発見しました。

 

更に今まで以上の結果が出ます!

 

 

アメリカ毛髪学会専門医試験官  
アルタス公認国際インストラクター  
 
長井正寿  
 
 
 
にほんブログ村

 

   
   
   
   
ルネッサンスクリニック福岡院ブログはこちら