ナミゲン山梨採集 | 明治大学 植物保護研究部のブログ

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明治大学理科部連合会に所属する「植物保護研究部」
通称『植保』のブログです。
植物をはじめとした生物全般および鉱物に関する記事を書いています。

どうも虫班2年ポサポサです。
が終わってしまったのでブログでも書こうと思います…


大好きな山梨ナミゲンゴロウを採りに行きました!

これ(キタカブリ岩手)をご覧いただければわかる通り、私は在来線が大好き!中央本線で行きました。

※現地の写真と飼育環境内の写真が混ざっています。

移動時間は往復で電車6時間徒歩2時間です。
9/27〜9/28、10/8〜9の2回行きました。


採集方法は、
1回目:お魚キラーと素手
2回目:ガサ

2回目は楽しかったのですが、ナミゲンは採れなかったので1回目について書きます。


目的の駅で降りると、
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クスサンSaturnia japonica japonica
がホームで出迎えてくれました。
他にも、ヤママユ、ヒメヤママユたちもいました。


駅から1時間ほど歩きます。
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こんな感じで仕掛けます。エサは煮干し(塩不使用)。ナミゲンが溺れないように空のペットボトルも入れてトラップを浮かばせます。


トラップは待ってるだけでいいので楽。ひとりで夜中にため池に入りガサるのは危険怖いのでこの方法にしました。


池に入らず手の届く範囲で他の虫を狙います。


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コオイムシAppasus japonicus
この子は沢山採れますねぇ。子を背負ってる姿を撮影してみたいです。



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タイコウチLaccotrephes japonensis
浅いところに沢山います。丈夫で飼いやすいので水昆飼育入門種ですね。



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ミズカマキリRanatra chinensis
カマキリに似ていますが、カメムシ・タイコウチの仲間です。泳ぐのはかなり苦手なようです笑


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マツモムシNotonecta triguttata
こいつは泳ぐの速い笑。1回目の素手採集では厳しかったなぁ。なぜか背泳ぎで泳ぎます。



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ガムシも素手でガシッと笑
40ミリくらいある特大のナミゲンサイズです。





AM 03:00 そろそろトラップを
引き上げましょう!!!!



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ジャーーーン!!
ナミゲンゴロウ
Cybister japonicus
全虫採り少年の憧れですよねぇぇ
これ捕まえて興奮しない日本男子なんているわけないですね。

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「空腹・眠さ・疲れ」極限状態で食べるAM4時のカップ麺は最高にうまい。
ごちそうさま!採集終了、始発で帰ろ!


今回紹介した虫たちはみんな数を減らしています。我々理系学生になにかできることはないか考えながら虫採りを続けていこうと思います。



おまけ


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ミナミヌマエビと
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エビのための自作エビシェルター。ネットを参考にして作った。

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誕プレでもらったスポンジフィルター
スポンジ自体が水昆の足場になるし、ろ過能力が高い。こいつはいいね。

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壁に吸盤で人工芝を貼り付ける。いい足場、三連タイコウチはかわいいね。

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エサはウーパールーパー用大粒。

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げんきだねぇ〜〜


生明祭11/18(金)〜11/20(日)
でこの子たち展示します!場所:中央校舎3階0405教室
八重山そばの模擬店も出します!
お楽しみに!!