もちくんの49日でした。
あの日のことを思い出すと、やっぱり涙と後悔がでてきてしまいますが、
悲しんでばかりいても、もちくんも困っちゃうよなと思って毎日前を向くようにしています。
昔から動物が大好きで、鳩を2回も拾ってきた子供だった母ちゃん。(野鳥は拾ったらダメです)
実家にいる時は、金魚・セキセイインコ・モルモット・猫と暮らしていて、
動物関係に進学をしたいと思ってましたが、
高校生の頃から昼食代や検定代を自分で稼ぎ、18歳で家を出ろと言われていたので進学できず。
それでも一人暮らしをするようになっても、動物と一緒にいたいのは変わらず、
独身の頃はモルモットのミルクとショコラと一緒に暮らし、
結婚・出産を経て、しばらくはちゃんと面倒を見てあげられないと動物との暮らしから離れていたけど、
子供の幼稚園のお友達宅で生まれたハムスターのみかんとしずくを譲り受けて、
また動物との暮らしを再開した母ちゃん。
みかんとしずくが亡くなり、子ども達も小学生になり、母ちゃんは正社員になり、
動物との暮らしを再開させたかった母ちゃんは、
賃貸でも飼えておトイレを覚えてくれる動物をと安易な考えでペットショップへ。
そこで、出会ったもちくんに一目惚れ。
当時の葵が遊んで遊んでと積極的にくるフェレットちゃん達に、牙があることで少し怖がって、
フェレットちゃん達の中でも大人しめの仔をと選んだのがもちくん。
本当にめちゃくちゃ大人しい仔で、噛まれたことは一度もなく、病院でもピカ一で大人しいと言われたもちくん。
3歳を超えてからの度重なる通院も治療も、動じることなく頑張ってくれました。
お耳が少し遠い仔だったようで、名前は覚えてくれなかったけど、
高音がよく聞こえたようで、プープーと鳴るオモチャを鳴らしたら寄ってきてくれました
母ちゃんの勉強不足と対策不足で、お迎えしてすぐに脱走させてしまって、
2件隣のベランダへお邪魔していたようで、無事に帰ってきた時には、心底反省をしました。
マンションだったことと、もちくんが大人しい仔ですぐに捕まえさせてくれたことで、無事に帰ってこれました。
あまりにも大人しく、もうちょっと活発に動いたりもして運動不足にもならないようにと、
2人目のお迎えを検討し、色んな縁で繋がった大ちゃんが家に来た時も、
何も動じず、穏やかに迎え入れてくれたもちくん。
性格が違うからか、2人でべったりってわけでもなく、でも仲良しで、
感情表現豊かで怖がりの大ちゃんの横で、どしっと寄り添ってくれていたもちくん。
お兄ちゃんのお手本のような仔でした。
母ちゃんは、これまで小さな動物たちと暮らしてきたので、フェレットも小さな動物とはいえ、
コミュニケーションがより一層取れる動物との暮らしは、本当に毎日毎日幸せでした。
特に、もちくんは母ちゃんの胸の上や横でグッスリ眠ってくれる仔で、休みの日のもちくんとのお昼寝が母ちゃんの癒しで、辛い仕事を頑張れる源でした。
これまで、小さな動物たちとの暮らしばかりで、
病気になったら治療をという選択肢が少なく、闘病生活というものをほぼしてこなかった母ちゃん。
治療を選択できるのが喜ばしい反面、毎月の治療を頑張るもちくんに付き添うことしかできない、
治療ができても、犬猫ほど大きくないから難しい場面も多く、悩むことも多かった。
そんな中でも、本当に頑張り屋だったもちくん。
今も正直何が正解だったのか、もっと他にできることはなかったのかと考えてしまうけど、
もちくんのためにもちくんのことを一番に考えて過ごしたことには後悔はしていません。
大事な大事なもちくん。
魂は天に昇ってしまったかもしれないけど、母ちゃんはまだ傍にいたくて納骨はできません。
今、大ちゃんはもちくんと同じように通院と治療を頑張ってます。
この前の生検検査。もちくんのお陰で転院をして、身体の負担がより少ない内視鏡で検査をすることができました。
まだまだ先になるけど、大ちゃんがお空に行くまで、お兄ちゃん待ってあげててほしいな。
大ちゃん、もち兄ちゃんがいないと、怖がりでピーピー鳴いちゃうから、またお空でもどしっと大ちゃんの横で動じずにいてあげてほしいです。
それまでは、お家で過ごした時のように、のーんびり待っていてほしいです。