大長谷・森のキノコでイタリアンを楽しむ
かつて300戸以上の民家があり
山の恩恵を受けて
生活していた大長谷
しかし、戦後まもなく
工業化政策とともに
「豊かさ」を求めて
次々に離村
現在では69人。
そのうち46人が65歳以上という
超高齢過疎の地区である
山の恩恵を保全、維持するためには
人出が必要
放置された山からは
かつて健全なる循環をなしていた
生態系や植生は消滅するのみ
その影響は単に山だけではない
昨今顕著になってきた
降雨による土砂災害や洪水は
下流域の都市部へも牙を剥いている
これも人の手が入らなくなった
貧弱な山の形態が要因となっている
山で暮らすには
自然を知り、ルールを重んじた生き方が必要
健全な自然を壊さない程度に
山の幸をいただくことが大切
このツアーでは
きのこを通じて
山の幸の大切さと
採取のルールを学び
里山保全の大切さを
理解してもらうものである
さらに、
女性イタリアンシェフの
コース料理を堪能してもらい
山の幸の素晴らしさを
体感していただくことを
目的としている
森林学習展示館森林学習展示館は21世紀の森にある施設。入館無料にも関わらず充実の設備である。
館内では、大長谷を中心に富山県の森林を紹介し、森林と生活の結びつきについて理解を深めることができる。特に、大長谷のシンボルでもある白木峰の動植物がわかりやすいようにパネル展示やビデオで勉強ができる。
まずは、この展示館で自然の素晴しさと大切さを村上光進氏に解説してもらった。
きのこ狩り21世紀の森に足を運び、きのこ狩り。
・どのような木に何が生えるのか?
・毒キノコとの見分け方は?
などを、光進さんから学ぶ。
もちろん、保水性の高いブナの重要性やカシナガキクイムシなどの問題なども解説してもらった。
イタリアン料理教室大阪でイタリアンの勉強をしていた村上恵美氏。光進さんの姪っ子である。
とれたての山の幸の楽しみ方を教えていただいた。
コース料理堪能料理教室が終わったら、お楽しみのランチ。
単なるランチではなく、豪華なコース料理である。しかも、きのこだけでなく、魚や野菜まで地元産で構成されている。
ここでなくては食べられない料理
とは、まさにこのことである。
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