おわら酔芙蓉～水上芳一商店
八尾風便りおわら風の盆 旅するブログ水上芳一商店
939-2345
富山市八尾町西新町3949
076-454-2311URL http://www.cty8.com/s-mizu/
八尾の旧まちなみの最西端に位置する水上芳一商店
店名は先代のお名前なんです
お店の正面に、工場兼味噌蔵の風情ある建物
さて、本日は
全て手作りの
味噌製造
を拝見させていただきました
全てが伝統を受け継がれた工法
是非伝承してもらいたいものです
大豆加工
150kgの県内産大豆を圧力釜で柔らかく
適量を釜から上げる力仕事はご主人の役目
柔らかくなった大豆を挽くのは奥さんのお仕事
奥さんによって挽かれた大豆
やわらかく甘み溢れるお味でしたよ
150kg分の大豆は桶22個分の挽き大豆に
味噌へ
自家製の米糀
３日間かけて糀カビを繁殖させてますぅ
この糀と大豆、そして塩を混ぜて味噌の原料へ
ここは二人の息のあった作業がテキパキと続きます
攪拌されて出来た味噌の原料は発酵樽へ
ご主人、入念にならします
そして、樽一杯になった味噌の原料
これが１年間じっくり発酵させて食卓に届くのです
１年後が楽しみです。
ヘルシーな発酵食品で
元気にしてもらいましょう
＜おまけ＞
さて、水上さんの味噌工場は
１階 味噌蔵
２階 製造工場
という構造。
作業の効率化を考慮して
すごい造りになっているんです
ここは２階。床には所々にマンホールの穴のようなものが
…
大豆と糀を攪拌する機器をこのマンホールに設置
ところで１階はどうなっているかというと…
マンホールから大きな筒が突き抜けている
そうです
味噌樽に出来た味噌が落ちてくる仕組みなんです
樽も80年ものですが弁柄と柿渋でコーティングされているので
まだまだ使える貴重な財産ですね☆
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