地域力(ちいきぢから)の巻頭言を執筆されている月尾嘉男東大名誉教授が岩国市市民会館で錦川名流塾の講演をされた。

先生は12月号月刊SHOKOKAIでも北川正恭先生との対談が掲載されている。

名流塾ということで川のことだと思って参加された方が多かったが地域力の巻頭言で書かれた内容を更に広く深くされた経済問題だった。

タイトルは「ガラパゴス日本からの脱却 地域から変革する日本」

かつてバブルの頂点時期、経済はもちろん教育も世界のトップだった日本が今や凋落の一途。

かつて(平成2年)銀行の経常利益の世界トップ20に 十銀行以上があったのが現在は一つもない。

中国などに席巻されている。

いや一つだけベストテンにある。

三菱東京UFJ銀行のみだが、これはかつて単独でそれぞれが入っていた。

携帯に代表されるガラパゴス化だが、いろんな分野で孤立化し、世界から取り残されてきているとのこと。

たくさんのデータを基にお話しいただき、それを脱却し、これから地域が活力を出すために何をすべきかを明確にお示しいただいた。



山口県 やましろ商工会
これは商工会50周年記念誌 地域力


山口県 やましろ商工会
名流塾は今回が3回目であり、第1回目を錦町で開催した節は

夜キッチンパドルで数人で先生を囲んで一杯やった。

そのよしみで見開きに先生のサインをいただいた。