幸手市内に鋳造業の工場が!?  | ~【幸】を【手】にする街・幸手市商工会~

~【幸】を【手】にする街・幸手市商工会~

『幸』せを『手』にするまち『幸手』・幸手市商工会
幸手市内で現在展開している事業の様子と、『幸』せを『手』にするまち『幸手』と中心とする地域の情報、各地のまちづくり情報を、毎晩夜(たまにお昼)にお知らせしまーす。

 鋳造(ちゅうぞう)って知っていますかうさぎ?何

 砂や金属でつくった型の中に、溶かした鉄Feやアルミ、銅銅などの金属を注ぎ込んで必要な形にする加工のことなんです。

 出来上がったものが鋳物で、埼玉県埼玉県では川口市川口が有名です。


 実は幸手市内に工場工場があるんですよひらめき!!

 先日、商工会の近くにあるので自転車で巡回に自転車
カヌマ合金 カヌマ合金

商工会員カヌマ合金鋳造所(東5)なんですゴールド

 屋号の通り、かつては栃木県鹿沼市栃木が創業の地になります。 

 後継者(息子さん)を含めた家族経営の事業所です。

カヌマ合金 カヌマ合金

まず木枠砂を入れて固め、鋳物の元となる金型も入れますアップ

 これが砂型(生型)、つまり鋳型となります。

 この砂(鋳物砂)は、成形性・通気性・耐火性などの性質を持つ特別なものなんです特別
カヌマ合金 カヌマ合金

砂型から金型を慎重に取り出しますコッソリこそこそ

 型は上下2つ(上型&下型)あり、ここに溶かした金属を流し込みます。 
 実は鋳物の歴史は古く、奈良の大仏(東大寺・盧舎那大仏大仏1)は鋳物の技術で造られましたね。

カヌマ合金 矢印ちなみに金型のほんの一部がこちらビックリマーク

【注文に応じた金型がこんなにあるんですね!!

 最初は木型が送られて、そこから金型に起こすそうです。

 ちなみに鋳物の製作過程は、バレンタインデー義理チョコ自作チョコ手作りチョコwの作り方のイメージに似ているそうです・・・ヤッター 

カヌマ合金 カヌマ合金
【溶かした金属を炉に入れ、高温度温度計になると青白い炎炎
 
溶融した金属(と呼びます)を砂型湯口に流し込みます(注湯)。

 融点は900℃とかー。鉄鉄よりは低いですがかなりの高温炎

 ということは、真鍮(銅と亜鉛の合金)を作っているんですなseiすごい

カヌマ合金 カヌマ合金
砂型を壊して製品を取り出します合格

 使用後の砂型は、再利用が出来る利点がありますグッド!GOOD。

 出来上がったのはベルトのバックルベルトですね。これに成形と磨きをかけて完成です完成

 超有名ブランドチェックのベルトベルトもここで造られたこともありますキラキラ 
カヌマ合金 矢印こんな製品も作っています合格

【最近はファンションアイテムが多いそうですブレイバックルVバックル
 昨今は厳しい業況だそうですが、鋳物あらゆる産業の基盤として使用されています。

 しかも、我々の生活に必要不可欠な高品質な製品を作っていますファイト頑張る
カヌマ合金
【モノクロ風に(迫力のある!?注湯の様子をアップ

 鋳造業は日本の強みであるものづくりを支える産業日本として、世界的に優位にあります。

 そんな、ものづくりを行っている企業が幸手にはあるんですがんばれ