先日のコシキタツアーズ
で訪問したのが日光市・足尾地区(旧足尾町)
銅山の街で有名です。しか~し、最近では。。。
【こちらはわたらせ渓谷鐵道
・トロッコ列車です】
トロッコわっしー1号 とトロッコわたらせ渓谷号 が足尾の街を結びます。
【通洞駅前の中心市街地を走るあかかね街道(旧国道122号)を南に歩くと】
足尾歴史館
の入口がございます
第三のトロッコと書かれているのが、足尾の街中を走っていたガソリンカーなんです 定刻通り運転されることから「定時」と呼ばれていました
【元スケートリンクを改修し「足尾ガソリン軌道・歴史線」として運行
】
運転日は、毎月第一土日曜日になります(要確認)。
機関車のマークが古河マーク(山に一)になっていますね。
【KATOWORKSの陽刻が残る加藤製作所4トン機関車です】
加藤製作所は、かつて専用軌道や工事用軌道などで用いられる小型機関車の製造を行っていたんです
【この美しい機関車 実は正面にフォード
のマークが
】
こちらはアメリカ・フォード社製自動車のエンジンを利用した機関車です。
運行当時はNO1~13の機関車まであり、復元車はそれに続くNO14とされたんです。完全復元し現在は走行可能なんです
【ボランティアスタッフの方が、「ぜひ中も見てください」と
】
さらに、エンジンルームカバーも開けてフォードA形エンジンも披露です
【扉の丸窓、戸袋の半月窓がなんともモダンな復元旅客用客車】
客車の妻下部の三角形のものは木製バァッファーへの添乗防止のもの。
当時の小物まで忠実に復元されていますね
【スタッフの方々から丁重に案内され、レストア中の機関車の説明まで】
岩手県花巻市の㈱伊藤組
で保存されていた4台の機関車は、昨年5月
にここに運ばれています。
【右画像〓旧向ヶ丘遊園の東芝製B形バッテリー機関車(動態)】
塗装は小田急ロマンスカー
仕様なんです。
【コレは極めて貴重なガソリン機関車が
】
日本の内燃機関車黎明期の渡邊興助商会製・ガソリン機関車なんです。
フリクションドライブという機械式変速以前の超原始的変速装置で動く珍品中の珍品機関車
つまり、ふたつの直交する円板
によって、いっさいギア
を用いずに変速・逆転
を行います。現在の機関車ではありえませ~ん
右画像は㈱伊藤組
から来た米川鉄工所製の機関車。キャブ内には、フリクションドライブが備わっていて状態は極めてよいので復元作業中です
木製の箱トロが4台連なって留置されていたり、レストアされたナベトロ(土木工事用側倒車)まで
昭和レトロ
のガソリン計量器
【自走式でキレイに復元されていますね】
もし皆さんの地域で見つけたら・・・
そしてこんな車輌までありました
【ターレットトラック(モートラック)じゃないですかあ
】
円筒形の動力部が回転する構造(ターレット)の運搬車で、よく市場や工場でみかけますよね。
かつては上野駅構内で、ターレットが牽く台車の車列が 地平ホームを忙しなく往来していました。。。
※取材協力〓足尾歴史館
のみなさん
