最近、駅舎が注目されています
関東ですと東京駅復原が大変話題になっており。復原による周辺の商業施設の経済効果がうなぎのぼりだとか…
ちなみに、東京駅は建築家辰野金吾の作品です。
福岡県にも辰野金吾設計(説)の駅舎があるんです
【鹿児島本線折尾駅です
】
明治24年開業で日本最古の立体交差駅です。
鹿児島本線と筑豊本線
がアンダークロスし、両線のホームが1階と2階で重なる立体交差駅
となっています。
【大正6年建築の洋風木造駅舎(ルネッサンス様式)です】
ちなみに、鹿児島本線の起点である(重要文化財の)門司港駅も洋風です。
壁面が淡いピンク色で、窓がサッシ化されていて、門司港駅ほどの趣きは少ないんですが歴史のある駅なんです。
【電車や気動車
が発着する駅となっています
】
1階のホーム(1・2番線)で、若松方面は「若松線」(1番線非電化)、直方方面は「福北ゆたか線」の愛称となっています。
ホームをよ~く見ると、嵩上げしているのがわかりますね。それだけ歴史のある駅なんです
【2階は3・4・5番線ホームとなっていてー】
3番線には、東筑軒
による有名駅弁の折尾名物・かしわめし
を販売です。
かつては、鹿児島本線上り(4・5番線)ホームで、駅弁の立ち売りがありました(こちらをクリック
)。
【各ホームを結ぶ通路はレンガ造りなのです】
東京駅も赤レンガで有名ですが、折尾駅の方がインパクトありますね
2番線には壁画が
【鹿児島本線が筑豊本線をオーバークロスする部分に】
改修前の折尾駅を描いた壁画があります。
実はわかりづらい駅なので、こんな案内看板が
【すんごく駅の構造が複雑なのがわかりますね】
で、東口出てホームがまだあるんですが…
【一回改札を出て駅前に出まして標識通りに歩きます】
乗り換えする方っているのかな
かつては駅前正面に、西鉄北九州線西鉄電車ビル(旧折尾電停)がありました。
【約150m離れた場所に折尾駅鷹見口(6、7番線)が】
昭和63年にここが開業し、駅前は線路に囲まれた状態になっているという変わった構造にー。
がら~んとしたホーム
【こちらは福北ゆたか線(黒崎・小倉方面)のホームです
】
実は、折尾駅周辺の連続立体交差事業工事により、この駅舎は取り壊されます
【保存されることもなく…】
旧九州鉄道の歴史的駅舎がまたなくなっていきます。
ブログをUPした頃は、工事が始まっているのでは・・・
次回は、門司港駅の紹介を・・・