見所が多い、高岡の商店街4回目でございます(前回はこちら
)。
高岡の有名観光地と呼ばれる山町筋(やまちょうすじ)を紹介します
こちらは、土蔵造りの町並み〈重要伝統的建造物群保存地区〉と呼ばれています
山町筋の起点は、万葉線坂下町停留所が最寄りです。
ぶら珍~出発進行
おーいきなり、土蔵造りの商家がたくさんあります
2階の窓
の意匠が素敵です
こちらの地区は小馬出町(こんまだしちょう)と読みます(難)
修理することで復元されるわけですね。
高岡市土蔵造りのまち資料館(旧室崎家住宅)があります。
室崎家は繊維問屋を営んでいた商家です。
現在は山町筋の町の形成から、土蔵造りの成り立ちについて紹介する資料館となっています。市指定文化財になっています。
萩野仏壇店に黒壁の土蔵造りの建物が続きます。
周辺の商店がよく分からないので、商店マップが欲しいですね。
さあ続いて、木舟町に入ってきました
土蔵造りではありませんが…。
洋風建築のビルは、修景事業によって周りにとけ込んでいます
山町筋は、藤子不二雄氏
の名作『まんが道・第1巻
』の中で、この通りのシーンが出てきます…
【山町筋のシンボル的な建物です 大きいですねえ~
】
両端に張り出した大きな防火壁&石柱。2階の観音開きの土戸。
正面の庇(ひさし)を支える3本の支柱は、鋳物製です。
菅野家は、北海道との通商で巨万の富を築いた高岡有数の商家。
明治中期から高岡銀行(現北陸銀行)・高岡電灯
(現北陸電力)・高岡紡績
(現日清紡績)などを起業し、高岡の近代化に貢献する一方、政界にも進出し、高岡政財界の中心的な存在として活躍しました
向こう(3軒目)に見えるのは、 筏井家(いかだいけ・県指定有形文化財)は、代々糸などの卸商を営んでいた商家。黒漆喰塗り壁による防火構造の建物です。
【こちらは塩崎商衡(株)
。そう、はかりやさんですね
】
元文5年(1740年)創業。現在は計量機器専門商社でございます。
明治42年築の塩崎家住宅。今でも計量器の販売を行っています。角地に立ち、一方が洋風、片方が和風という和洋折衷は、昭和9年の道路拡幅により本来の建物が間口2間分を削り取られた結果
2つの時代の建築様式を兼ね備え、都市の変遷を表す建造物として貴重です
画像左の電柱
(
)も歴史モノみたいですが…。
まだ、山町筋は半分です。次回にもう1回紹介しますね~
PS ここの出ている商店は(ほぼ)高岡商工会議所 会員です。