旅行好きな私ですが、今年は選挙のため、1月に結婚40周年で大阪の
よしもとに行っただけです。1689年5月16日に松尾芭蕉が「奥の細道」
に旅立った日ということで、16日は「旅の日」、昨日17日はイギリスで54
年前に初めてパック旅行が行われたので「パック旅行」の日だそうです。
3年前友人の結婚式に「JALパック」でオーストラリアシドニーに行きました。


シドニーといえば、42年前の自転車一人旅でやっとのことでシドニー入り
したのが今日18日でした。ハーバーブリッジを渡る手前ノースで日本人
青年に声を掛けられ、結局はその人のフラットへ割り勘で居候。
ハーバーブリッジは1932年に開通(アメリカサンフランシスコの金門橋よ
り古い)した橋で全長1,149m、高さ59m、幅は49mで世界一広い橋で
す。車は8車線、電車が複線で走っており、両サイドは自転車道と歩道で
す。現在ではこの下に海底トンネルが走っています。
橋を渡ってノースへ。ミルソンズ・ポイントからはブリッジとシティのビル群が
美しく見えます。
対岸のビル群ですが、300mのシドニータワーが隠れて見えるぐらい高い
ビルが並んでいます。オペラハウスも美しく輝いています。鶴のような鳥が
ブリスベンで一人船を降りシドニーへ向けてアップダウンの多いコースを、
自転車と荷物で60㎏の重さを2本の足で運ぶのは無理なのか。途中で
両ひざを痛め、自転車をこぐのもきつくなりました。おまけに英語のみで
全く日本語がしゃべれず、ストレスがたまるばかりでした。日記には「海外
自転車ツアーは夢であったが、夢を実現するとはこんなに苦しいものか。
サイクリングは好きであったが、今ではいやでたまらない。」とツアーに対
する後悔の念が。それもシドニー手前で日本人に出会ったこと、また船
で一緒であった日本人やオーストラリアの友人との再会で元気になりまし
た。気を取り戻してからシドニーからのツアーが続きます。
自転車の写真は右がヘンティという小さな町の新聞に初めて載りました。
この時が一番痩せている時のようです。左はメルボルンの郊外で2回目
の新聞の取材です。この時はメルボルンで3週間のバスでのキャンピン
グツアーなどに出かけたり、日本人友人とのんびり過ごしたりしたので、
少しふっくらしています。
旅の日、パック旅行の日、シドニー入りの日を振り返っていると、また
旅に出たくなりました。