こんばんは 「ようよう坂町」
連日テレビや新聞の放送では35度を超える猛暑日が全国で何カ所、
熱中症で何人搬送といった報道がされ、日本全国猛暑が続いています。
こ地らは35度超えはありませんが、連日33度が続いています。
こんな暑い日が続くと、日中外を歩くのも嫌になりますが、歩くとは気日陰
探すようになります。そんな中、街路樹や並木は、まちの美観の向上や道
路環境の保全のみならず、歩行者にとってやさしい日陰を提供してくれま
すね。
今、新興住宅地の平成ヶ浜地区の街路樹の合歓木(ねむのき)の花が咲い
ています。よく見ないと分かりにくいです。ねむの木は、夜になると葉が閉じ
ること(就眠運動)に由来しますが、漢字名の「合歓木」は、中国において
ネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたものだそうです。
場所はJR坂駅から近いパルティ・フジ坂の裏側の道路「学園通り」です。
広島文化
夫婦円満を願おうと思う人はぜひ観賞に来てください。
さて、その近くのウオーキングでおなじみのさか・なぎさ公園には、夏の花
「夾竹桃」が、今きれいに咲いています。
「夾竹桃」は『原爆により70年間(あるいは75年間)草木も生えないといわ
れた広島市の焦土にいち早く咲いた花で、 市民に復興への希望と光を
与えてくれた』という事で1973年(昭和48)文化の日11月3日にキョウチク
トウが‘広島市の花’に選ばれています。
坂町は割と道路が狭い地域が多く、街路樹が見られることはほとんどあり
ませんが、国道31号には昔から有名な桜並木があります。国道開通時に
植えられた桜並木は以前から名所となっており、4月の桜のシーズンにはド
ライバーを楽しませてくれています。現在の桜は2代目です。行く手先には
町境のフジグラン安芸があります。
逆方面を見ると、ウオーキングコースでお馴染みの頭部(ずぶう)山があり
ます。
以前は国道でしたが、今では一部駐車場になっているところです。
そして、今合歓の木の花が咲いている、埋立地で計画的な町づくりがされた
新興住宅地、平成ヶ浜地区には、両サイド歩道が整備されており、街路樹が
植えられています。
この地区の街路樹は「通り」によって違う種類の木が植えられています。
坂駅からの「駅北通り」には3月白い“こぶし”の花が咲きます。
5月頃には“ハナミズキ”です。
ちょうどこの時期はサツキもきれいに咲いています。
子育て支援の県営・町営住宅のある「なぎさ通り」には“山桃”です。6月に
は実がなります。
興味のある方は、この実をとり、ジャムや果実酒を作るそうですよ。
10月下旬から11月頃になると「駅北通り」の中国電力陸上競技場付近に
は、南京ハゼの紅葉がきれいになります。
今年11月17日(日)には、広島県唯一のフルマラソン大会の「第23回広
平成ヶ浜地区内にある「平成ヶ浜中央公園」は、毎年2月に行う月イチの
「ようよう坂町ウオーキング」の観梅ウオークのコースです。町の木「梅」が
同じくウオーキングコースである「さか・なぎさ公園」では5月下旬になると、
黄色い「金鶏菊」がきれいに咲きます。金鶏菊は北アフリカ原産の宿根草で、
花はキバナコスモスによく似ていますが、葉の形が違います。
ひろしまベイブリッジを背景にし、素晴らしい景色です。
そして8月下旬から9月にかけての「さか・なぎさ公園」ではピンク色の芙蓉
の花がきれいに咲きます。
11月にはなぎさ公園では、イチョウの黄葉観賞ができます。
このように街路樹、いろいろなところにありますが、案外どんな街路樹がある
か気がつきませんね。今一度近くにある街路樹に注目されてみませんか。
いろいろな発見があるかもしれません。
当町の街路樹。季節ごとにいろいろと楽しむことができ、必見の価値があり
ますよ。ぜひ一度お出でください。