こんばんは 「ようよう坂町」
上映の2時間ぐらい前に行き、チケットを買いましたが、一番前の席しかあ
りませんでした。平日なのに満席の人気ぶりです。12時50分からというこ
とで、事前に福屋デパートの展望レストランで昼食をとりました。初めての
店で、店内からはパルコや金座街のアーケード、ANAホテルなどが見えます。
この映画は広島県の離島、大崎上島でロケを行い、商工会も撮影に
協力、今そのロケ地を訪ねるツアーなどを行い、島の活性化をはかって
います。その話を商工会事務局長から聞き、どんなところが出るのか、
その興味もあり、観に行きました。島でのロケは後半部分ではありまし
たが、木江地区でした。以前行ったこともあり、懐かしく観ましたが、また
ぜひロケ地を訪ねてみたいですね。
瀬戸内海の小島で暮らす老夫婦が、子供たちに会うために東京へやってき、
た。郊外で開業医を営む長男の家に、美容院を経営する長女、舞台美術の
仕事をしている次男も集まり、家族は久しぶりに顔を合わせる。最初は互い
を思いやるが、のんびりした生活を送ってきた両親と、都会で生きる子供た
ちとでは生活のリズムが違いすぎて、少しずつ溝ができていきます。
そんななか母は突然倒れ、亡くなってしまいます。
お骨とともに、島へ帰り、葬儀を行います。その後、1人残った父を長男は
東京で一緒に住もうといいますが、父はのまま島に1人で残ります。
つれない子供たちの態度に、仕方ないと思いながらも、淋しさを抱く父と母。
親を気にかけながらも仕事に追われる長男と長女、いくつになっても口うるさ
い父親につい反抗してしまう次男。大切なのに煩わしい。誰よりも近いはず
なのに、時々遠くに感じてしまう――。そんな、どの年代のどんな人が見ても
「そうそう、うちもそう」と思わず共感してしまう、家族の物語です。
妻と共に観ましたが、年がもう近づいているので、身近な問題のようで、考え
させられました。平素は何気なく、家族のことを考えているつもりではありま
すが、いざというときはどうなるのか。
今日は話題の映画「東京家族」を観に広島市の八丁座に行きました。