こんにちは 「ようよう坂町」
今日は晴れたと思ったら、時折冷たい雨がパラッと降る変な一日でした。
昨夜7時からはテレビ朝日系で全国放送の「ナニコレ珍百景」があり、わが
町から小屋浦地区の「新宮社秋祭り」が紹介されました。
祭りの珍百景「子供たちの恐怖の祭りがはじまる」と題して“鬼が子供を叩
くお祭り”が候補として放映されました。広島県の珍百景は現在9コで全国
6位とのこと。投稿者の紹介がありました。
今まで、全国で叩く祭りを紹介したが、この地の祭りは衝撃的であるとの
紹介で始まりました。祭りは坂町小屋浦地区の「新宮社」です。
子どもたちが集まってきました。実は小屋浦地区は少子化で子どもが少な
いのですが、この日はテレビ撮影の影響で、他地区からもたくさん子どもが
来ていました。いつもこんなにたくさん子どもがいるといいね、とは校長先生
子どもを見つけては、竹で思いっきり叩きます。狭い地域なので、どこまで
も追っかけていきます。子どもたちの悲鳴が上がります。
川筋の狭い通路までも追っかけます。子どもだけでなく、大人も叩かれます。
マジかよ、と悲鳴を上げています。
小さい子は怖がり、じじにしがみついています。鬼が竹で思い切りたたきま
くる祭との紹介です。
地区青年団員が鬼になっていますが、団長も叩かれていました。小屋浦地区の「新宮社」の秋祭りは10月の第3土・日に行われます。
放映が終わり、珍百景登録なるかです。選定委員の5組がボタンを押すと
登録です。緊張の瞬間です。見事全員押していただき、「珍百景」に登録
されました。おめでとうございます。
実は私も今回の「珍百景」始めてみました。今年10月の小屋浦地区「新宮
社」の秋祭りの宵頃に初めてお参りしました。本祭りは第3日曜日ですが、
ちょうどその日は毎年イベントラッシュサンデーのため、お参りすることがで
きませんでした。
巫女の舞に合わせて、石段下にいた頂載が石段をのぼり始めました。急
で狭くしかも暗い中で頂載を担いで上がるのは大変のようです。
40人の小屋浦青年団の皆さんが担いでいますが、かつぎ棒の幅がいっぱ
やっとの思いで境内に無事上がってきました。そして、本殿で神主からお祓
いを受けます。
太鼓をたたくのも4年生の男子ですが、荒々しいもみ方に大変のようです。
初めてお参りして、失礼ながら、これほどにぎやかな祭りとは思っていなか
っので、正直言って驚きました。日曜日は頂載以外にはも地区の神輿が出
たり、還暦の「もちまき」があったり、もっとにぎやかですよとのお話も聞きま
したが、イベントが重なる第3日曜日ではしばらくは行くことができません。
でも、いつかは行ってみたいですね。
さて、今回の珍百景で全国に坂町のPRができました。他に候補がないかと
思っていたら、この18日(日)開催の「第22回広島ベイマラソン大会」があり
ました。片道2.5kmを8往復半するフルマラソン大会です。今年は686人が
出場します。また4往復余りするハーフには431人、1往復の5㎞には808
人で何と計1,925人が全国から来られます。こんな狭いコースで多くの選
手が走る大会は全国にはない「珍百景」ではないでしょうか。
そして、もう一つ。山にのぼる船形神輿「曳船」です。青年が担ぐ「曳船」と
小学5~6年生が担ぐ「小船」、こんな神輿の船が、神社のある山にのぼる、
「珍百景」ではないでしょうか。
今年はもう間に合わないので、来年投稿してみようかと思っています。
平素何気なく見ていて、地元の人は当たり前のことと思っていることが、案
外、よそから見ると、珍しいものということはありますね。そんなものをもう
一度見直してみたいですね。