こんばんは 「ようよう坂町」
「曳船」の終わった翌日はあと始末でしたが、パスして行政視察というこ
とで、3日間東京都・宮城県に行ってきました。広島から東京へは飛行機
でした。もやっていましたが、まだ雪のない富士山が見えました。東京での
研修は環境省でした。
研修が終わり、次の研修地仙台へは新幹線ですが、時間があったので、
スカイツリーを車窓で見学しました。
貸切バスでの移動でしたが、新幹線に乗るためには本来なら東京駅八重
洲口が近いのですが、復元なった東京駅丸の内駅舎が見たいということで
そちらで下車。今まで工事中でベールに囲まれていましたが、5年間の工
事を経て、今年10月1日にオープンしました。
新たな観光スポットとなっているのでしょうか。写真などを撮っている観光客
が多くいました。全長330mとのことで、近くからは全容が撮影できません。
戦災で失われたドーム屋根(戦災復興では八角屋根となっていました)と
3階部分が創建時の状態で復元されています。
八角屋根の天井には創建当初のレリーフは焼け落ちてほとんど見ること
ができませんでしたが、創建時のデザインを忠実に再現してあります。
北口の北ドームの内部です。
その美しさに、皆さん上を見上げて写真を撮っています。ドーム内の8ヶ所
のコーナー(上部3つの丸部分)にその干支の方位に従って十二支のうち
八支の彫刻が配置されています。残り四支、子(ねずみ/北)、卯(うさぎ/東)
午(うま/南)、酉(とり/西)は省かれています。
ドーム下八角コーナーには左を向く八羽の勇壮な鷲が取り付けられてい
ます。両翼を広げた約2.1mの大鷲です。ゆっくりした時間がなかったの
で、これぐらいしか写真に撮れませんでした。また、ゆっくりと見学したいと
思っています。5年間をかけた復元工事でかかった建設費500億円は
駅舎の上にある「空中権」というものを500億円で売ってねん出したとの
こと。駅上部の空間を周辺のビルに売却し、ビルの高さをかさ上げして
いるとのことです。なんとこんなことができるのですね。さすが東京です。
この後、東北新幹線に初めて乗り、仙台へと向かいました。左写真の右側
が仙台方面ですが、東海道や山陽新幹線では見られない、新幹線です。
二つの新幹線がキスしているようです。8両編成の山形新幹線と10両の東
東京には今年5月に東京スカイツリー、そして今回の東京駅の復元と新しい
観光スポットの誕生です。どちらもすごい観光客で、ますます東京の独り勝
ちといった感じがしました。次回は両方ゆっくりと観光し、その魅力を探って
見たいと思いました。