こんばんは 「ようよう坂町」
昨日で9月定例議会が終わり、今日は午前9時から16時30分まで広
報委員会があり「議会だより さか第121号」の編集作業を行いました。
今月は連休が多いため、今まで4日間であった編集を3日で仕上げ、入
稿する予定です。20ページだてを予定していますが、今日は4ページの
原稿を作成し、入力しました。
さて、先日の九州篠栗町での全国ブロガー交流会、篠栗町は町内に新
四国八十八ヶ所があります。
八十八ヶ所といえば、四国八十八ヶ所。年間30万人がお遍路していると
のこと。実は12年前、父の死でご縁をいただき、車でのお遍路をしまし
た。土・日を使い、4月から10月までかかりました。延べ10泊11日かか
りました。その時のお遍路姿です。随分若そうですね。
お遍路は札所(お寺)に到着すると、本堂や大師堂で般若心経などを唱
え、納札を収め、納経帳に朱印と墨書きをしてもらいます。
1番寺から順番にまわるのが「順打ち」、逆にまわるのを「逆打ち」といい
ますが、私たち夫婦は初めてのことなので、順番にまわりました。
徳島県にあるのが1番寺の「霊山寺」です。ここでお遍路用具を揃えます。
88番寺は香川県にある「大窪寺」で、結願所です。
でもここで終わりではありません。また1番寺の霊山寺に行き、お礼参り
をし、この後満願成就報告を本山の高野山に行います。ここで初めて日付
が入っています。4月から10月までかかりました。私は他力の浄土真宗で
すから、自力の真言宗である八十八ヶ所巡りは、少し抵抗がありましたが、
何とか結願することができました。
今回は午前6時前から「篠栗新四国八十ハヶ所」です。朝ジョギングで11
そして、9時30分からはみんなでお遍路です。まずは34番札所宝山寺に
お参りしました。案内してくださる先達は延命寺の牟田様です。ろうそく・線
香をお供えし、お念仏の唱え方などの作法を教えていただきました。
まず、開経偈をあげ、般若心経、札所のご真言、南無大師遍照金剛など
をあげげていきます。私も12年前のお遍路でお経を1ヶ寺あたり3回。計
270回も唱えていたので、覚えていましたが、もう忘れていました。
水子供養の仏像がたくさん並んでいます。
次にまわったのが75番札所です。
世界一のブロンズの涅槃像があるところは60番札所です。全長41m、
高さ11m、重さ300トンと巨大です。ここの住職は、ジャンボ宝くじにあた
ったと縁起がいいので、そのご利益にあやかりたいと参拝する人も多いと
のこと。
ブロガーの記念撮影です。
お釈迦様の足跡を石に刻んだものを「仏足」といいます。
宝くじに当たったご利益にあやかりたいと、触って願いを込める「幸手なが
さん」や「エリザベスさま」です。何を願っているのでしょう。
体も大きいですが、足も大きい。
その横におみくじコーナーがありました。投げ矢を的に入れると、大大吉や
大吉となります。でもなかなか入りませんね。
南蔵院の境内には「三鈷の松」があります。ふつう松葉は2つですが、ここ
の松は3本あります。これを持っていると、「福徳円満がかなう」ということ
ですので、その説明を素直に信じ、持ち帰りました。
1番札所の「南蔵院」は篠栗新四国霊場の総本寺で、高野山真言宗の別
格本山です。
先達さんがたまたまいらっしゃった副住職にお願いし、法話をしていただ
きました。次は45番札所です。
45番札所の横には、慈忍(じにん)尼僧が 篠栗で病気が蔓延していた村
人のために滝に打たれ、祈りを捧げたら、村びとが元気になったとされる、
滝がありました。
時間の関係で31番が最後です。計7ヶ所の札所をまわりました。まわるこ
とを「打つ」といいますが、以前はお札を柱などに打ち込んでいたそうです。
今では「納札」として、箱に入れています。
お参りの作法として、篠栗さんには線香とろうそくを準備していただきまし
た。それに先達のご指導により、正式な参拝ができました。
今回、朝ジョギングで11の札所、そしてみんなで6ヶ所の札所にお参りし
ました。思いがけない「お遍路」、心が癒されましたよ。
でも家に帰ると浄土真宗の門徒ですから、毎朝仏壇にお参りし「正信偈」
をあげています。