こんばんは 「ようよう坂町」
今、孫娘のラジオ体操に一緒に行っていますが、その前に朝ジョギング
です。毎朝同じコースを走っていると、ちょっとした変化にも気がつきます。
ふと山の近くの道路を見ると、何んと大きなカブトムシがいました。体長8㎝
ぐらいでしょうか。つかんで帰り、孫娘に見せると、大喜びです。
いよいよ今日から8月、暑い日が続いていましたが、今日は35度という
初めての猛暑日となりました。日中は外に出るのがいやになるぐらいの暑
さでした。
そんな中、午後7時からは文化協会主催で「盆踊り・坂町音頭を踊ろう」
ということで、その練習会がありました。文化協会では、伝統文化の継承
と指導者育成をはかるため、坂町の各地に古くからある盆踊りの「地踊り」
と2年前に新しくできた「坂町音頭」の練習会を企画しました。今日が横浜
地区で、3日が坂地区・小屋浦地区でそれぞれ小学校で開催されます。
会場の横浜小学校は海のそばにあります。ふと沖合を見ると、江田島の
手前に船が停泊していました。何か色が変わった船だと思って、ズームし
横浜小学校近くの横浜三部港からちょうど夕焼けが見えましたので、撮り
ました。何か幻想的です。
外は涼しい風が吹いていましたが、横浜小学校の2階の体育館は日中の
熱気がのこり、非常に暑い状態でした。そんな中、約30人の地区の皆さん
が集まりした。横浜地区でもまた各地区で練習会があるので、少ないので
しょうか。特に子どもさんは1人で、せっかく朝のラジオ体操でも呼びかけを
したのに、残念です。まず「坂町音頭」の練習です。
曲なしで、指導者を見ながら練習をして行きます。
少し慣れてきたので輪になって「坂町音頭」の曲により踊っていきます。
まず手を打って始めます。
そして手を上げ下げていきます。次は月のように丸く上げていきます。
そして後ろに下がります。片手でどうぞのように広げていきます。
手を軽く握って左右にふって、次に手をかざしていきます。
最後は手を広げ、手を打ってお終いです。そして最初からの繰り返しです。
この「坂町音頭」は来年5月3日のひろしまフラワーフェスティバルに参加し
ようと、先日実行委員会が組織されました。その関係か、踊った後、指導者
から細かい所作の指導がありました。
一汗かき休憩した後は、地区に古くから続いている伝統のある盆踊りの
「地踊り」です。まず、踊りの練習です。
音頭を歌い、太鼓に合わせて踊っていきます。
「地踊り」は町内各地区でも踊り方が違いますが、わが地区では「四つ竹」
を使います。カチカチと鳴らしながら踊っていきます。昔は漁師町だった
ので、貝殻でつくっていたとのことです。
非常に暑い中、汗をかきかき、約1時間半、新旧の踊りを練習しました。
最後は文化協会副会長さんの「ありがとうございました。地区の盆踊り、
潮の香まつりで一緒に踊りましょう」と閉会の挨拶をし、無事終了しました。
参加者の皆さんにはアイスキャンデーが配られました。でも、できたら汗を
かくので、飲みものがほしいですね。
熱気の中から外に出ると、潮風か涼しく、また満月に近い月がくっきりと
見えました。海を見ると、大潮なのでしょうか。海面がすぐ近くまで来て
いました。
町内ほとんど地区では13日~14日に地区の盆踊り大会があります。
また、18日(土)午後7時から「第21回潮の香まつり」の合同盆踊り大
会が開催されます。2年前から新しい「坂町音頭」を踊りましたが、今年も
各地区の盆踊りを踊った後、皆さん合同で「坂町音頭」を踊ることになり
ます。大いに盛り上がってほしいですね。
古くから伝わる伝統の「盆踊り・地踊り」は、各地区で踊りが違うため、
一緒に踊ることができません。それぞれの地区で子どもさんへの伝承を
含め、伝え続けていってほしいものです。町内の皆さんが一緒に踊る
ことができるのは、新しい「坂町音頭」です。この音頭はできたばかりで、
まだ発展途上です。これから100年先にも続き、新しい伝統文化となっ
てほしいですね。そのためには、地区の盆踊り、そして潮の香まつり、
皆さん大いに踊りの輪に加わってください。