本来なら今日が半夏生なのですが、今年はうるう年。ということで昨日7
月1日が、夏至から数えて11日にあたる日で、半夏生でした。
田に植えた稲の苗がタコの足のように大地にしっかりと吸いつき、根を
張って豊作になるようにタコを食べる習慣があります。
タコの8本の足は末広がりを意味し、吸いつくように地をはうことで、経
営面での地盤ができる縁起のよい食物とされています。また、低カロリ
ーで、たんぱく質、特にタウリンが豊富であり、亜鉛も多く含むことから、
動脈硬化や肝臓病、視力低下の予防に効果があるといわれています。
夏タコは特においしく、タウリンは夏バテ防止に効果があるといわれて
います。
昨年7月28日付けの中国新聞に「大腸がん予防にタコ効果期待…」と
いう記事がありました。
それによると…タコを食べると大腸内の善玉菌が増えて悪玉菌が減るこ
とを、広島大大学院生物圏科学研究科(東広島市)の加藤範久教授(分
子栄養学)のグループが突き止めた。大腸がんや大腸炎の予防につな
がる可能性があり、加藤教授は「タコが健康に良いことをPRすれば消費
拡大も期待できる」と話している。という記事です。
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An201107280240.html
スーパのチラシには半夏生の紹介とタコ商品のの売り出しが出ていまし
たので、タコの好きな私は早速購入し、食べることにしました。でも10時
過ぎに行ったら、もうタコ飯は売り切れていました。
夕方は日の入り時刻が1年のうち一番遅いのが昨日までということで、ウ
オーキング方々、夕日の写真を撮りに行きましたが、日う日は見えず、その
代わりに素晴らしい夕焼けが見えました。
ウオーキングで一汗かき、最高の夕焼けに感動し、家に帰り、一風呂浴び
生タコの刺身やぶつ切り、から揚げなどをつまみに、おいしくいただきなが
らの冷たいビールは何ともいえず、これまた最高気分です。
タコ好きな私にとって、タコをつまみの冷たいビールはほとんど毎日ですか
ら、この日だけが半夏生でなく、毎日が半夏生ですね。
タコといえば、広島県では三原市が有名です。駅を降りると、「タコのまち」
ということで、「タコつぼ」が展示してあります。「タコのまち」ののぼりがはた
めき、歓迎してくれます。
商店街にはいろいろなタコのモニュメントがありますが、最近はモニュメン
トも少なくなっているようです。依然として「元気ダコ」はありますが、何だか
元気がなさそうですね。ねじりハチマキで頑張ってほしいですね。
新幹線駅構内にものぼりがありタコの町の雰囲気が出ています。
名物「たこめし弁当」を売っています。タコ飯弁当(950円)を食べながら、
ビールを飲むとおいしいですよ。
また、タコの町としてブログで紹介されるのは熊本県天草市商工会有明支
所さんです。タコでのまちづくりで有名です。いろいろなタコ商品を開発され
ています。一部商品を紹介しますと「タコ三昧」があります。中はタコめしのも
とです。
そしとてタコすてーきです。タコすてーきは、みそ味、塩味、しょうゆ味とあり
ます。みそ味は、地元の手作りみそを使用し、柔らかいタコとみそが見事に
マッチしています。タコすてーき塩味は天草の海の味にこだわるということ
で、海水の味です。
タコのタウリンが溶け出しているタコステーキの煮汁にじっくり浸してタコのう
まみを十分にしみこませた、うわさの「珍たま」もはいっています。
最初ブログで紹介された時、なかなか粋な名付けと「ビールとの友に」と紹介
してありました。
半夏生を通じて、改めてタコの効用について知ることができました。タコ好き
な私はうれしい一日でした。、これから暑くなって来ますので、今後ますます
タコを愛し、タコを毎日でも食べ、夏バテを乗り越えていくことにしましょう。
皆さんもどうぞ夏バテ防止のため、タコを食べましょう。