こんばんは 「ようよう坂町」
その日、朝方の思いがけない雨、晴れ男を自称している私にとっては、
晴れることを確信し、午前7時に会場のベイサイドビーチ坂へ。
この日曜日、西日本最大級の人工海浜ビーチで「第4回リオdeビーチカ
ーニバル」の開催です。3年前の9月から始まったこの新しいイベントは、
海田町・熊野町・坂町での「地域リーダー研修会」でのアイデアがヒントと
なり誕生。
商工会合併もあり、坂町だけでなく、海田町などを含めた広域イベントとし
て企画。名前の「リオdeビーチカーニバル」は、開放的なビーチでブラジル
のリオのカーニバルをイメージし、ネーミングしました。でもこのネーミング
は、リオは川なので瀬野川、ビーチはベイサイドビーチ、川が流れて海へ、
そしてビーチへと。そのきずな・交流を願ってのネーミングです。
JR呉線水尻駅に直結し、国道31号線沿いにある、ベイサイドビーチ
坂は、一昨年7月に「みなとオアシスベイサイドビーチ坂」に仮登録され、
2年後の今年8月には本登録を目指しています。ちょうど瀬戸内マリンビ
ューが通りかかりました。今年は平清盛ブームということで、「清盛マリン
ビュー」として運転されています。運転期間は宮島口⇔三原間です。
「みなとオアシス」ということで、みなとオアシスフェスティバルの幟や紹介
のパネルを借りてPRコーナーも設置しました。
10時から開会ということですが、ビーチでは子どもたちによる「ビーチサッ
カー大会」はもう既に午前9時から先行して開始で、熱戦が繰り広げられて
いました。サッカー終了後午後からは「ビーチフラッグス大会」も行われました。
瀬戸の海や島々を背景にしたステージのないステージは、曇りということで、
背景の景色は余りはっきりしていませんでしたが、明るく開放的で非常にい
いムードです。その中で注目はやはりブラジルの「サンバ踊り」でしょうか。
バイクトライアルパフォーマンスは自転車の曲芸。そしてリフティングパフォ
ーマーと、信じられないほどのパフォーマンスです。
地元広島文化学園大学の協力を得、けいおんステージや和洋折衷の太鼓
パフォーマー「和★ROCK」の迫力ある演奏もありました。
また、ブラジルの「カポエイラ」という珍しい格闘技や踊りのパフォーマンス
もあり、日ごろ目にすることのないいろいろなステージアトラクションで、皆
さん楽しんでいました。
国際交流マーケットでは、広島文化学園大学の中国人留学生などによる
「中国料理」や海田町国際交流協会のご協力で「ブラジル・ペルー料理」の
店などが出店しています。
毎月第3日曜日にパルティ・フジで開催している「さかサンデーマーット」の
お店も出張販売で賑わいました。
延長1,200mの長いビーチでは、カーニバル以外にも釣り客やビーチバレ
ーボールを楽しむ人などがあり、ビーチは1日賑わっていました。
夏がやってきました。子どもたちや外国人がビーチで楽しんでいます。
朝型の雨が心配でやきもきしましたが、曇り空で比較的しのぎやすい日で
した。そして午後3時頃には日差しも強くなりましたが、全ての行事が無事
終了しました。このイベントは町外からの若い方や外国人の方々が多く来
場するとともに、ビーチサッカーなどでは家族連れが多く、約3千人の人で
賑わいました。
このビーチはこの後海水浴シーズン前の整備のため6月末まで閉鎖され、
7月1日海開きとなりますので、その際はぜひ海水浴を楽しみにお出でくだ
さい。今回の「第4回リオdeビーチカーニバル」が大盛況に終えることがで
きましたのも、企画の段階からいろいろお世話になった町内各団体の実
行委員の皆さん、そして今日の運営役員の方々、会場を提供していただい
た広島県やひろしま港湾管理センターさん、そしてご協賛いただいた事業
所や町民の皆さんのご協力のおかげです。ありがとうございます。
これを契機に町では「みなとオアシスの正式登録」を目指して、近々申請
する予定とのことです。無事正式登録されることを祈っています。