こんばんは 「ようよう坂町」
今日から2月ですが、1月は元日の全国実業団駅伝、2~3日は東京箱根
駅伝、15日には全国都道府県対抗女子駅伝、22日には全国都道府県対
抗男子駅伝があり、駅伝シーズンが終わった感がします。
そしてその後は29日に阪国際女子マラソン、2月5日には別府大分マラ
ソン、26日には東京マラソン、3月4日には琵琶湖マラソン、11日には名
古屋ウィメンズマラソンと続き、今年行われるロンドン五輪のマラソンの選
手が決まる予定です。大阪では天満屋の重友選手が初優勝し、有力候補
となりましたが、今後の大会が楽しみです。
この中の別大マラソン、私も39歳と40歳の2回走ったことがあります。
素人が走り始めて4年後、憧れの大会で、一流選手と走れたことはいい思
い出となっています。
さて、遅くなりましたが、天皇盃第17回全国都道府県対抗男子駅伝競走
大会(ひろしま男子駅伝)は、広島市中区の平和記念公園を発着点とする
7区間48キロのコースであり、47都道府県が競い、兵庫県が最終区で逆
転し、4度目の優勝を飾りました。天気は途中曇り空にりましたが、今まで
に比べ比較的暖かい日でした。
私は娘が岐阜に嫁いでいる関係で、岐阜県人会に入っており、午前9時頃
からふるさとプラザの岐阜県のブースのお手伝いと応援に行きました。
午前10時からは平和記念館前広場で、1区を除く各区間の選手紹介です
が、1時間前から場所取りをします。私も岐阜県人会の場所取りの番をしま
した。
選手の紹介は、各区ごとに北は北海道から南は沖縄まで各ブロックごとに
紹介されます。岐阜県人会ですから、岐阜県の選手を応援しますが、もちろ
ん広島県人ですから、合わせて広島県も応援します。
今まで広島県には応援団がいませんでしたが、今年は初めて結成され、幟
各県の応援旗は市内の小学校がつくったものです。広島県や岐阜県への
1区はスタート地点での紹介があるので、2区から順に選手紹介です。
7区アンカーにはトップ選手が集合です。福島県は今井選手、岐阜はニュー
選手の堅い絆を運ぶ、今年のタスキには、各県ごとに東北へのメッセージが
託されています。岐阜県の1区の選手です。
長崎県や秋田県の応援団です。
ふるさとプラザには、東北応援コーナーがあります。
岐阜県のブースです。主に飛騨地方のお菓子やお酒などを販売しています。
早くも昼前には完売です。
今回も全国からゆるキャラが応援に来てくれました。41体集まったそうです。
地元広島の清盛やちゅーぴーもいます。
昨年のゆるキャラコンテストナンバーワンの熊本県のくまもんです。さすが人
気があります。子どもたちを含め、多くの人でなかなか写真が撮れませんで
した。
いよいよスタートを前にして、カメラバイクとバイクレポーターが準備しています。
テレビでは見ますが、目の前で見るのは初めてです。
選手がウオーミングアップをしています。スタート前です。
曇り空の中午後0時半、湯崎広島県知事の号砲でスタートです。スタート直
後の選手です。スピードあふれる走りであっという間に通り過ぎていきます。
後ろ姿しかとらえることができませんでした。その後は大型映像で応援です。
1区中継所が写っていますが、何んと岐阜県は44位と予想外の中継です。
郷土料理コーナーがあり、ちょうど昼時なのですごい人です。食べよううと
思ってもどこも長蛇の列です。
宮崎の地鳥コーナーです。煙とともにいいにおいを漂わせています。仙台の
笹かまぼこ。
鳥取のかに汁コーナー、どこも列が長いので、比較的回転が速い讃岐うどん
へ並びました。
それでも随分後ろです。これだけで400円とはちと高い感じがしましたが、
やっと昼にありつけました。
そうこうしているうちに、アンカーが帰ってくるということで、沿道に並びました。
ゆるキャラもゴール前に勢ぞろいし、応援です。幸手ながさんのブログでよく
紹介される、埼玉県のコバトンもいますよ。
広島県は清盛と、菓子博覧会のかしなりクンとスィーツ姫です。カメラ車がやっ
てきました。
7区は一旦ゴール前を走り、市内を一周してゴールですが、まず1周目では
栃木県が1位で通過です。広島県も入賞ラインで通過。
沿道には各県の応援と応援旗で一杯です。岐阜県も順位を上げてきました。
再びトップ選手が帰ってきました。兵庫県の竹沢選手で逆転のゴールです。
広島県の徳本選手は11位に順位を下げ、岐阜県は18位に上がってゴール
です。今回は順位が目場ぐるしく代わり、見ている方としてはおもしろかったの
ですが、監督や選手は大変でしたでしょうね。東京の第2位、栃木は4位、茨城
ゴール後、岐阜県選手団が岐阜県人会ブースに挨拶に来ました。
今年は岐阜国体の年。みんなで頑張ろうコールです。
アンカーの宮脇選手は13人抜きと大健闘、新聞社の取材を受けていました。
サインをいただきましたよ。宮脇選手は1万メートルでロンドン五輪A標準記録
を突破しており、出場が有力です。期待したいですね。
大会終了後、早速特報号が発行され、結果が早々と報じられました。7区の
区間賞は逆転優勝した竹沢選手。宮脇選手はおしくも3秒差の2位でした。
その後国際会議場で表彰式と閉会式があり、岐阜県人会のジャンパーを借り
て行きました。先日横浜小学校で演奏していただいた広島県警察音楽隊が表
彰式の演奏をしました。
優勝チームの兵庫県に天皇盃やメダル、協賛賞が贈られました。
各区間の区間賞が、そして最優秀選手賞は兵庫県のアンカー竹沢選手に
贈られました。
高校優秀選手賞は熊本県の久保田選手、中学生は広島県の山口選手でした。
閉会の辞は中国新聞社長さんです。
閉会式終了後、夕方5時30分からはANAクラウンプラザホテルで、岐阜県人
会主催の選手団の慰労会がありました。21階の会場から見た宮島や呉方面
です。
慰労会では、今年は1区で出遅れたとはいえ、昨年の24位より順位を上げ、
18位ということで、目標の10位以内は達成できませんでしたが、大いに盛り
上がりました。
この後、会が始まりましたが、残念ながら、デジカメの電池切れで、ここでおし
まいです。慰労会では各選手の感想スピーチなどもありましたが、来年は高
校に進学する中学生、大学に進学する高校生、就職する大学生などもいて
来年もぜひ来たいとの決意を熱く発表していました。
かくして2つの世界遺産を結ぶ冬の安芸路で繰り広げられた「第17回ひろ
しま男子駅伝」はトップがめまぐるしく変わるレース展開で、ドキドキハラハラ、
まれにみる熱くて長い感動の1日でした。それも無事終了し、心地よい疲れ
でした。全国の選手団の皆さん、県人会の皆さんご苦労様でした。そして
ありがとうございます。また、来年お会いしましょう。