こんにちは 「ようよう坂町」
今日も寒い日ですね。さすがこちらでも雪がぱらっと来ましたよ。
先週土曜日の中国新聞朝刊にでかでかと“もち麦ドーナツ特産品に”という
記事が出ました。坂のケーキ店が開発ということで、地元人気ケーキ店「レ
クール」さんの紹介記事です。記事によると
…坂町のケーキ店「パティスリーレクール」のオーナーシェフ畝康郎さんが
ムラサキムギを使った焼きドーナツを商品化した。ムラサキムギは町特産
品の原料として地元農家が生産拡大を目指している。畝さんは「看板商品
に育てたい。ムラサキムギ商品をさらに開発し、地域を盛り上げたい」と意
気込んでいる。…との書き出しです。
明日(25日)午前10時40分頃からRCCラジオの人気番組「ごぜん様さま」
でラジオカーが来て、生中継されます。どうぞ聞いてみてください。
このドーナツは、坂町ブランド委員会のメンバーである畝さんにお願いして、
特産品となるお菓子の開発をお願いしていましたが、昨年10月に試作し、11
月の議会視察などでのお茶受けとしての試食、12月の小学生によるキッズ起
業家育成塾のお店で試験販売により、好評であったので、この1月からの販売
となりました。
ムラサキ麦は、日本では中国地方、四国地方、瀬戸内海に面した県と九州
北部にわずかに栽培され、自家用として食されていて、「もちむぎ」「だんごむ
ぎ」などと呼ばれたり、穂や粒の色から「ムラサキ麦」と呼ばれたりしていまし
たが、栽培の難しさから、次第に作付けされなくなり、一時は途絶えたことも
ありましたが、最近復活して栽培しています。兵庫県や茨城県でも「もち麦」
を使った特産品が開発されています。
兵庫県福崎町商工会のもち麦の特産品紹介です。
http://ameblo.jp/shokokai-saka/day-20101014.html
茨城県行方市商工会のもち麦の特産品紹介です。
http://ameblo.jp/shokokai-namegata/theme-10003815446.html
今までわが町では「ムラサキ麦」といっていましたが、穂が一時的にムラサキ
になるが、粉はそばのように茶色で、ムラサキ麦を使った商品はムラサキイ
モのようにムラサキでないので、今回坂町ブランド委員会では「もち麦」とい名
前にし、その特産品づくりに取り組んでいます。
昨年3月に、読売新聞には「坂町ウオーキングのお供に ようよう焼き」開発
3年、20日の「ようようまつり」でお披露目という記事が大きく掲載されました。
うどんへの利用は、もち麦独特の粘りが新たな食感を与えると話題をよん
でおりますので、わが町では「芸州坂うどん」を開発し、販売しています。また、
ロールケーキやカステラの材料としても、しっとりとした和菓子のような食感に
仕上がるという評判なので、いもアンをムラサキ麦の皮で包んだ「ようよう饅
頭」もあります。
もち麦は、穀類の中でも食物繊維の含有率が高く、食物繊維のひとつである
βーグルガンを玄米や小麦粉に比べ約4倍、白米に比べても約10倍も含ん
でおります。そのためコレステロールを低下させる働きがあり、大腸がんを抑
制する効果があります。小麦より繊維が多く、灰分やカルシュム、鉄分、ビタミ
ンBも多く摂取できます。機能性の高さと栄養価から、健康食材としてさまざま
な調理に利用されております。
今回売り出された「もち麦焼きドーナツ」は1個160円で、賞味期限が2週間
なので、ギフトにも使えますので、ギフトセットもあります。
もち麦入り焼ドーナツ新発売ということで、もち麦の説明とコーナーができて
います。
ドーナツを手にし、中国新聞記者さんの撮影を受けている畝さんです。
このドーナツは完成したのですが、まだパッケージとか商品名が決まって
いません。できたらもち麦入り「ようようドーナツ」と名付けて欲しいとお願いを
しておきました。
ドーナツと他のお菓子をセットにしたギフトセットもあります。
店内にはクッキーなどのお菓子もあります。ごまブッセもおいしいですよ。
もちろん、おいしいケーキが並んでいます。開店以来人気の「ようようロール」
もあります。
先日の結婚記念日には「プディングケーキ」を頼みました。
中国新聞で紹介された日。すごい反響で、ドーナツが飛ぶように売れたそう
です。
今回のドーナツは「どこか懐かしい味でおいしい。ムラサキ麦の生産拡大に
つながれば」と期待しているとの私のことばで記事は結ばれていました。
「レクール」さんは火曜日定休で、☎082-885-2032
ぜひ、新しい特産品を目指しているこの「ドーナツ」をご贔屓に。