こんばんは 「ようよう坂町」
横浜若竹保育園の年長組になった孫娘の迎えは、じいじの役目で
す。4時半から5時前後に迎えに行っていますが、若いお母さん方
が多い中、じいじのお迎えは私以外にはないようです。
その保育園の駐車場入り口にある広島呉道路の斜面に今雪柳が
きれいに咲き、目を楽しませてくれています。
家に帰ると、キリン公園の桜が今日も暖かかったので、一気に咲い
花見気分の公園やわが家ですが、今朝10時50分頃、けたたましく
サイレンを鳴らし、消防車が近づいてきました。
そしてわが家の前に止まりました。左がわが家の倉庫です。
外に出てみると、わが家のすぐそばで山火事です。火の手が上がり、
竹がポンポンという音をたてて燃えて行きます。
最近雨が降らないので、非常に乾燥しており、燃え広がっていきます。
急な山道を消防士さんがホースを背負って登って行き、やっと放水が
始まりました。
消防自動車やパトカーなどが続々とやってきました。説明では地元の
広島市安芸消防署と隣接の広島市南消防署から計7台の消防自動
車と救助隊、そしてパトカーなどが、わが家の前の尾鷹公園沿いに
ずらーっと並びました。
町内の消防団も本部分団、横浜分団など3分団が出動しました。軽
桜の咲いている尾鷹公園から眺めると、火の手がどんどんと登って
行くのが見え、山の向こう側にも延焼するのではと心配されました。
懸命の消火活動が続きます。右側の上にはポンポンと音を立てて
消火活動の結果、やっと火の勢いがおさまってきました。
幸いにしてわが家の裏側(左消防自動車の後ろはわが家です)には
消火栓があります。幸いにもその消火栓を使って商家ができました。
もう少し山の上まで延焼すると、ホースが届かないので、大変なこと
火災の原因は右側の近所の畑の持ち主のご夫婦が畑仕事で草を
谷間で焼いていたら、火の手が左右に広がって行ったということです。
後でご本人に聞いたところ、あっという間で水をかけても無理だった
とのことです。下草や枯葉が堆積しているので、放水をたっぷりとか
けて、30分余りで無事鎮火しました。ホースを片づけています。
それから午後4時まで消防車1台と地元消防団の一部が、再び燃え
上がらないかと監視です。その後消防車は帰り、午後7時までは地元
消防団の監視ですが、完全に消火されていました。
こんな間近での火災を見たのは初めてです。幸いにも風があまりなか
ったので、大事にはなりませんでした。火の手の広がりの速さを見ると
恐ろしかったですね。消火が終わった後から、風が強くなりましたから、
胸をなでおろしました。
いつも畑で草を焼いているそうですが、今日は何かも拍子で火災に
なったようです。思いもよらなかったとの話でしたが、やはり災害は
いつ起きるとは限りません。万全の備えが大切であると、改めて肝
に命じた出来事でした。消火に当たられた消防士の皆さんご苦労
様でした。そしてありがとうございました。