こんばんは 「ようよう坂町」
今日はホワイトデーでしたが、そんなニュースは全く
なく、今日も一日中テレビ局全局が東日本大震災の
放送でした。
大震災の影響で各スポーツやイベントの中止が相次
いでいる中、わが町ではこの20日(日)に「第27回よ
うようまつり」が予定通り開催されます。予定通り行い、
来ていただいた皆さんに義援金のご協力をいただく
ことが、今私たちにできることではないかということで
の開催です。当日はたくさんの皆さんにお出でいただ
き、募金箱を設置していますので、ぜひご協力をお願
いいたします。
今回で27回目を迎えますが、今までに昭和63年の
昭和天皇のご病気の時、開催の是非が問われました。
そして、10回記念の阪神大震災の時もそうでしたが、
結局は開催してきました。今回もそうして行きますが、
これについては批判があるかもしれません。
でも、やめることは簡単なのですが、続けて行くことも
大切ことではないでしょうか。今私たちに問われている
のは何か。与えられた役割や仕事を粛々として行くこと
ではないでしょうか。
そんな複雑な思いを胸に、昨週末まで「キッズ起業家
育成塾」の学習会が終了し、20日の販売体験会の案
内を兼ねた「ようようまつり」のチラシを町内3小学校に
持っていき、全児童に配っていただくことにしました。
7年目を迎えた町内小学校5~6年生を対象にした「キ
ッズ起業家育成塾」ですが、今回は23名が毎週土曜日
4時間の計3回の学習会を無事受講し、20日の「ようよ
うまつり」で一般客を対象に、4店の店を開業し、真剣な
商売体験会を行います。
3校のうち1校はわが母校の横浜小学校です。その校歌
の1番には「青き海原前に見て わが横浜の…」と続きま
すが、その校歌通り学校は海を埋め立て、海に面し、目
耐震工事も昨年夏からの工事で完了しました。校長先生
と今回の東日本大震災の大津波についての話になりまし
た。もし津波が来たらどこへ逃げたらいいのかを考えさせ
られましたと。学校は町の「緊急避難場所」に指定されて
います。
瀬戸内海だから、今回のような大津波にはならないので
はと思いながらも、もし大津波が来た時、3階建ての屋上
に避難して大丈夫か。それとも近くの高台に避難した方が
いいのかということでした。瞬時の判断で素早い避難がい
ることが分かったので、今後の避難訓練のやり方を変え
て行かなければならないと切実なお話をされていました。
わが家も隣接して中学校が避難場所になっていますが、
そこへ行く時間より、すぐ隣の高台に上がった方がいい
のではと、わが地区は低地帯にあり、平素は穏やかな海
今回の大震災の影響で電力供給が大幅に不足するこ
とで、地域ごとに交代で電気を止める「計画停電」が今日
から東京電力で初めて実施される予定でした。TMO幸手
さんの3/13のブログで具体的に紹介されています。実際
には節電効果があったのか、ごく一部しか実施されません
でした。
政府から全国への節電協力をということでしたが、東日本
と西日本の電力の周波数が違うので、余剰電力を融通し
合うことは限界があるとのことです。中国電力のホームペ
ージでは、「当社はお客さまへの電気の安定供給を維持し
た上で,地震が発生した11日夕方から,東日本地域に可
能な範囲で電気の融通を行っております。なお,現時点で
お客さまに節電をお願いするような状況にはない」とのこと
です。
東日本の電力会社の電力周波数は60ヘルツ、西日本の
周波数は50ヘルツとなっています。周波数が違うのは、
電力会社ができた明治時代に、東日本では欧州系の50
ヘルツ、西日本では米国系の60ヘルツの発電機をそれ
ぞれ輸入したことが背景にあります。東西間の電力融通
のため周波数を変換する施設は国内に3ヶ所あるが、能
力は100万kw程度で、首都圏の電力不足をカバーする
には全く足りない状況で、既に能力一杯の融通を受けて
いるとのこと。
今の時代にまだ100年前の明治時代がまかり通ってい
る不思議な事があるのですね。
さて、横浜小学校では、昨年太陽光発電システムを導入
して、節電に努めています。
ました。西校舎3階屋上に設置されている太陽光パネル
太陽光発電の様子が表示されています。本日の発電量
は16kwhで、石油缶18㍑換算で0.2缶、二酸化炭素
排出抑制量 5.0㎏、森林面積換算14.1㎡となって
います。
来年度からは、この太陽光発電システムを利用した
「環境教育」に取り組む予定です。さらに今回の大震
災を教訓にした「地震教育」や「防災教育」の見直しも
重要になってきますね。